はじめに
Kotestは、Kotlin用のテストフレームワークになります。
テストコードがKotlinの文法に近い形で書けるので、普段Kotlinを使っている方には使いやすい、テストの書き方が幅広く用意されている(Spec)等の特徴があります。
今回はそんなKotestを導入するところをまとめていきたいと思います。
Kotestの導入
Kotestの公式ガイドがありますので、こちらもご参照ください!
https://kotest.io/docs/quickstart
今回はGradle + Kotlin環境で導入を進めます。
gradleにコードを追加
Kotestを使いたモジュールのgradleにコードを追加します。
追加するコートは2つ。
①JUnit 5のテストランナーを使用するように設定
②Kotestの依存関係を追加
依存関係のバージョン類は以下を確認して記載してください。
kotest-runner-junit5
kotest-assertions-core
// ①JUnit 5のテストランナーを使用するように設定
tasks.withType<Test>().configureEach {
useJUnitPlatform()
}
dependencies {
// ②Kotestの依存関係を追加
testImplementation(io.kotest:kotest-runner-junit5:$version)
testImplementation(io.kotest:kotest-assertions-core:$version)
}
Android Studioにプラグインを追加
Android Studio > Settingで設定画面を開き、プラグインタブでkotestのプラグインをインストールします。
以上で導入はOKです!
試しに公式ガイドにあるサンプルコードでテストコードを作成してみました。
▶️ボタンが出ており、問題なく実行できます。
おわりに
Kotlinを採用しているAndroidアプリプロジェクトにおいても非常に導入しやすいんじゃないかと思います。
まだ慣れていませんが、慣れてきたらテストコードのところについてもまとめて行く予定です!