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[ブログ]量子コンピュータ用pythonライブラリまとめ

Last updated at Posted at 2018-10-03

はじめに

 どうも、初めて記事を投稿します。和麿です。この数年毎日のようにニュースで人工知能と言う言葉を目にします。僕も2年前にNAVERまとめサイトで人工知能に関連した記事に興味を持った人間の一人です。その中でpythonを覚え、ヘタの横好きでぼちぼち続けています。
 最近は人工知能ライブラリは広く普及して、至るところでGPUとubuntu、Googleの出したTensorflowを用いたデモンストレーションを目にします。ここまで来ると天邪鬼の私はあまり面白くありません。『次のテーマはないか』そう感じています。その中で最近僕が注目しているテーマは以下の2つです。

  • ブロックチェーン
  • 量子コンピュータ関連ソフト

 この中で今回は量子コンピュータのpythonライブラリを浅く紹介していこうと考えております。構成はブログのように書いていきます。本記事では量子コンピュータのシュミレータやそれに関するサービス開発している企業を紹介します。その後各会社が出しているライブラリを軽く紹介していこうと考えています。

ライブラリを開発している会社

 まず、量子コンピュータ関連ソフトの開発をしている企業を示します。Microsoft、Google、IBM、D-Wave、Rigetti、MDR株式会社が僕の知るライブラリを開発中の企業です。その中でpythonのライブラリを開発している企業はMicrosoftを除いた5社です。この事実を踏まえると今後pythonを用いた量子コンピュータ開発がドンドン進んでいくだろうと私は予想しています。

Google

 Googleではquantumlibというプロジェクトが走っています。この中にはCirqというライブラリなどが開発されています。このライブラリは量子アルゴリズムの作成、操作、最適化をシミュレーションしてくれるソフトになっています。使用方法はそれぞれのgithub内のREADEMEを読めば分かるようになっています。
 余談ですがGoogleは量子コンピュータのハードウェアも開発しています。これをBristleconeと呼びます。今後はハードとソフト両面を見た開発が進んでいくと予想しています。

IBM

 IBMではQiskitと言うソフトウェアが開発されています。本ソフトでは量子回路を実装し、シミュレーションを行うことができます。インストール方法はgithub内のREADMEにかかれています。参考プログラムもあり、知識がなくても環境があれば動かすことは可能です。
 IBMもGoogleと同様にIBM-Qというハードウェアも開発しています。慶応大学や産業界が注目しています。本装置はクラウドコンピューティングのサービスが実施されているようです。

D-Wave

 D-WaveはNASAとGoogleも協力して量子コンピュータの実用化を目指している会社です。ここもすでに量子コンピュータの実現を達成しています。勿論シミュレータソフトの開発も2018年現在行われています。dwave-nealやqbsolvなど複数のソフトが開発されています。

Rigetti

 Rigettiは量子コンピュータの実現を目指すVB(Venture Business)です。ここでもpyQuilを始めとしたシミュレータの開発が行われています。

MDR株式会社

 MDR株式会社は量子コンピュータの実用化を目指したの本発のVBです。東大発ベンチャーのようです。ここでもWildqatやBlueqatのソフトウェアが開発されています。
 ここはMUFG(三菱UFJ銀行)と共同開発を進めたり、国家プロジェクトにも参加して活動を行っているようです。

おわりに

 今回は個人的な備忘録として記事を書きました。まとめてみて再度思ったのですが、今後量子コンピュータの実用化はドンドン進んでいくと感じました。個人的には日本の企業に頑張って欲しいと思いました。
 素人の記事なので間違いや網羅しきれていない部分は多々あると思います。もし何かありましたら、コメントなどでこっそり教えてください。(笑)
 それでは本記事を終了します。ここまで読んでいただいた方には感謝申し上げます。ありがとうございました。

以上

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