#はじめに
　どうも，和麿です．台風や地震がたくさん来る年ですね．お陰で旅行の予定がどんどん潰れていきます．運がないですね．（笑）
　さて，今回はSSH接続について記事を投稿したいと思います．以下，目的・環境を説明したあと，具体的な設定について書いていきたいと思います．

#目的
　今回はSSHサーバー内にjupyter notebookをインストールし，別端末からそれを使えるようにすることを目指しました．前提としてSSHサーバはすでに構築しているものとします．¹

##環境
　使用した環境，ソフトは以下に示す通りです．

サーバー
OS:Ubuntu16.04
openssh-server
jupyter notebook²
　
端末
OS:Windows10
MobaXterm³
なんかブラウザ(今回はgoogle chrome)

　この環境を前提に話を進めていきます．

#具体的な設定
　それでは具体的な設定について解説していきます．今回は端末での操作のみを解説していきます．

端末での操作(with Moba Xterm)

　Mobaxtermを開きSSH接続を行います．⁴そして，jupyter notebookを起動しましょう．ちなみに<>で囲われているところはご自分の端末PCで代入すべきところです．

@.MobaXterm

[20xx-0x-0x yy:zz.gg]  ~
[user.Kazumaro-PC] ➤ ssh <username>@<globa ip address>
Welcome to Ubuntu 16.04.5 LTS (GNU/Linux 4.4.0-137-generic x86_64)

...

Last login:...

username@user:~$ jupyter notebook
[I aa:bb:cc.ddd NotebookApp] Writing notebook server cookie ...

    Copy/paste this URL into your browser when you connect for the first time,
    to login with a token:
        http://localhost:<port>/?token=4f7c37eafdccaf2190f9d8dafcf05f0d11kakzuklajkljaj
[I aa:bb:cc.ddd NotebookApp] Accepting ...

　jupyter notebookはこのままでは端末では表示されません．そのため次のような操作を行います．まず，示されているtoken内のport番号を確認します．そして，別タブをMobaxTerm上で開き，以下のようにコマンドを打ってください．

別タブ@.MabaXterm

[20xx-0x-0x yy:zz.gg]]  ~
[user.Kazumaro-PC] ➤ ssh -L <port>:localhost:<port> <username>@<globa ip address>
Welcome to Ubuntu 16.04.5 LTS (GNU/Linux 4.4.0-137-generic x86_64)

...

Last login: ...
username@user:~$

　ログインしたら，@.MobaXterm内にあるURLをコピペして，ブラウザにぶち込みましょう．今回でいえばこれをブラウザにコピペします．

@.ご自分のブラウザに貼るURL

http://localhost:<port>/?token=4f7c37eafdccaf2190f9d8dafcf05f0d11kakzuklajkljaj

　そうすると次のような画像が出てきます．

　ここまで来たら成功です．快適なpython lifeを送ってください．（笑）

#おわりに
　本記事は自分の備忘録も兼ねて投稿しました．他の方法もQiitaでは掲載されています．でも僕はそれでうまくいかなかったので今回の方法を採用しました．⁵手順が複雑で忘れそうだったので備忘録の意味もあります．
　読んでいただいた方のお役に立てれば望外の喜びです．ここまで読んでいただきありがとうございました．

以上

#注釈

LAN外，内いずれもサーバー環境の構築方法はこの記事を参考にしました．SSH接続は情報が大変少ないため参考になりました．特にLAN外部からの接続は大分苦労しました（笑）． ↩
Jupyter notebookはAnacondaでインストールしました．詳しくはリンク先の記事を参考にしてください． ↩
SSH接続時に使用しました．PuTTYやTera Termよりも使いやすいと私は感じていて，おすすめです． ↩
今回はLAN外環境を前提に説明していきます．LAN内で行う場合はglobal ip の代わりに local ipを使用してください．確認方法はgoogleで検索するとすぐ出てくると思います． ↩
次のような記事です．僕の記事はこの記事を参考にしました． ↩