はじめに
メモ書き程度のクオリティですが時間があればちゃんとした体裁にします
Typst 0.12でかなり改善されました。
組版時に使用していないフォントデータを外して処理してくれるようになったのでCJKフォントを使用してもPDFのサイズを抑えられるようになりました...
これでわざわざCJKではなくjpだけのotfファイルを入れなくて済む......(地味にフォントファイルを認識させるのが面倒だった)
PDF周りの強化はほかにも
長期保存に適応したPDF/A規格にも対応し(web版だけらしいので今後のアプデに期待)ますます利用できる場面が増えてうれしい限りです。細かいことをA-2b規格らしく、柔軟性と堅牢さの中間をとった形式です。
やっぱり時代はTypstかもしれない
バージョンを見てわかる通りTypstは発展途上ではあるものの、今の時点で普段のレポートや論文執筆にはLaTeXとなんら遜色ない完成度になっています。
環境構築も記法もLaTeXに比べてはるかに使いやすいのでさらに広まることでしょう。ほんと広まってほしい。
なんならスライド作製もできるので、marpより少し込み入ったことがしたい場合htmlをいちいち書くよりTypstにした方がよいのかもしれないですね(パワポでいいじゃんと言われたら何も反論できない)