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【AWS】AWS EC2でCentOS&git&Docker環境を最速で構築する

Last updated at Posted at 2019-10-10

はじめに

個人的な開発でEC2インスタンスを用いたコンテナ環境を構築する事になったのでまとめてみました
手順は少し長いですが思ってるより簡単なので是非やってみましょう
AWSのアカウントは既に持っている前提で書いていきます

EC2インスタンスの作成

AWSコンソールにアクセス

まずはAWSマネジメントコンソールにアクセスしましょう

EC2ダッシュボードにアクセス

EC2ダッシュボードにアクセスします
スクリーンショット 2019-10-10 10.11.07.png

EC2インスタンスを作成

インスタンスを作成ボタンを押下します
スクリーンショット 2019-10-10 10.11.28.png

マシンイメージの選択

マシンイメージを選択します
今回はCentOSでの構築なのでサイドバーのAWSMarketplaceを押下して
スクリーンショット 2019-10-10 10.11.41.png

検索欄に centos と入力しイメージを選択します
今回はCentOS7系でいきます
スクリーンショット 2019-10-10 10.13.43.png

選択したら Continue を押下します
スクリーンショット 2019-10-10 10.14.02.png

インスタンスタイプの作成

実際に構築するインスタンスのタイプを選択します
今回はt2.microで構築します

インスタンスタイプを選択したら確認と作成ボタンを押下します
スクリーンショット 2019-10-10 10.14.10.png

確認画面が出るので起動ボタンを押下します
スクリーンショット 2019-10-10 10.14.40.png

キーペアの作成

インスタンスに接続する時に必要になる鍵を作成します

プルダウンから 新しいキーペアの作成 を押下して
お好きなキーペア名を入力します

入力したら キーペアのダウンロード からキーペアをダウンロードしてください
ダウンロードが終わったら インスタンスの作成 を押下します
スクリーンショット 2019-10-10 10.15.06.png

インスタンスは現在作成中ですという緑のメッセージが出ていたらOKです
EC2ダッシュボードに戻りましょう
スクリーンショット 2019-10-10 10.16.06.png

EC2ダッシュボードに戻ると作成したインスタンスのステータスチェック欄に「初期化しています」というメッセージが表示されていると思います

インスタンス名が空になっていると思うのでお好きな名前をつけてください
スクリーンショット 2019-10-10 10.17.12.png

セキュリティグループの設定

セキュリティグループとはEC2インスタンスに適用可能なAWS標準のファイアウォール機能です
EC2インスタンスへのアクセスを許可しトラフィックを制御するファイアウォールとして動作します

作成したインスタンスのステータスチェックが「2/2のチェックに合格しました」と表示されたら左の□にチェックをいれてインスタンスを選択してください

説明タブの中にあるセキュリティグループというリンクを押下します
スクリーンショット 2019-10-10 10.19.53.png

インバウンドタブの中の編集を押下します
スクリーンショット 2019-10-10 10.20.33.png

インバウンドのルールの編集から ルールの追加 を押下します
スクリーンショット 2019-10-10 10.20.40.png

以下のように80番ポートを追加します
編集が終わったら保存ボタンを押下します
スクリーンショット 2019-10-10 10.21.11.png

先程のインバウンドタブに作成した要素が追加されていたら完了です
スクリーンショット 2019-10-10 10.22.09.png

SSHでアクセス

作成したEC2インスタンスにSSHを使ってアクセスしてみます

configファイルの作成

SSHアクセスする際に使用する configファイル の作成方法については以前書いた記事のなかに書いてあるので参考にしてください

https://qiita.com/NishimuraRisuto/items/50b377167be4bdb4702a

エラー発生

configファイルを作成してアクセスしようとすると以下のようなエラーが発生しました

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
@         WARNING: UNPROTECTED PRIVATE KEY FILE!          @
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

定番のパーミッションエラーですね
パーミッションを 600 に設定することで解決します

$ chmod 600 キーペアファイル名

これで無事にアクセス出来ると思います

CentOSの初期設定

インスタンスに無事入れたらCentOSの設定を行っていきます

パスワードの設定

まずはroot用パスワードを設定します

$ sudo su
$ passwd

パスワードを聞かれるので入力してください
これだけでは sudo 実行時にパスワードを聞かれないので vi を使用して以下を設定します

$ sudo visudo -f /etc/sudoers.d/cloud-init

以下を vi で記入

# centos ALL = NOPASSWD: ALL
centos ALL = (ALL) ALL

設定後再度ログインするとsudo時もパスワードを要求されるようになります

時刻設定

初期状態のままだとUTC時間が設定されていると思います
以下のコマンドで確認できます

$ date

JST時間に変更します

$ sudo cp /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime 

これだけでは再起動時に設定が変わってしまうので vi を使ってシステムに変更を記述します

$ sudo vi /etc/sysconfig/clock 

以下を vi で記入

ZONE="Asia/Tokyo"
UTC=false

言語設定

ついでにデフォルトの文字コードも設定しておきましょう
先程と同様に vi を使ってシステムに変更を記述します

$ sudo vi /etc/sysconfig/i18n 

以下を vi で記入

# LANG=en_US.UTF-8
LANG="ja_JP.UTF-8"
SYSFONT=latarcyrheb-sun16

以上でCentOSの初期設定が完了です

 Docker環境の構築

次にDockerの駆動環境を構築しましょう

yumで管理しているパッケージをアップデートする

$ yum update
$ yum upgrade

Dockerのインストール

公式の安定版 Yum リポジトリを設定します

$ yum install -y yum-utils device-mapper-persistent-data lvm2
$ yum-config-manager --add-repo https://download.docker.com/linux/centos/docker-ce.repo

DOCKER CE のインストール

Dockerには CE(コミュニティエディション) と EE(エンタープライズエディション) があります
簡単にいうと無償版と有償版ですね

以下コマンドで最新バージョンのDocker CEをインストールします

$ yum install -y docker-ce docker-ce-cli containerd.io

Dockerの起動

インストールしたDockerを起動しましょう

$ systemctl start docker

OS起動時に自動的に起動するように設定します

$ systemctl enable docker

以下コマンドを入力してバージョンが表示されたら完了です

$ docker --version

Docker Composeのインストール

Dockerだけでは物足りないのでDocker Composeも入れてしましましょう
ここから最新のバージョンを確認して以下コマンドを入力してください

$ curl -L https://github.com/docker/compose/releases/download/インストールするバージョン/docker-compose-`uname -s`-`uname -m` -o /usr/local/bin/docker-compose

バイナリ実行権限を付与します

$ chmod +x /usr/local/bin/docker-compose

先程と同様にバージョンを確認して完了です

$ docker-compose --version

※rootユーザーに昇格したままだと docker-compose コマンドが実行できないので注意してください

gitのインストール

yumでインストールします

$ yum -y install git

バージョンを確認して完了です

$ git --version

yumでインストールされるのはgit1系です
今回は1系でも特に問題が無いので触れませんが2系がいい人はGoogle大先生に教えてもらいましょう

指摘事項等ありましたらコメントお願い致します

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