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計算してみよう

Last updated at Posted at 2019-03-11

前回:https://qiita.com/New_enpitsu_15/items/2647d3b929bf0e9e7113
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目次:https://qiita.com/New_enpitsu_15/private/479c69897780cabd01f4

今回はPythonを使って、"計算"をしていきます。

前回までにも2つほど計算が出てきましたね。
そう、

var = 1
print(var + 5)
#6

※"変数と代入"より引用

これです。これをもっと発展させていきましょう。

基本の計算、四則演算。

コンピュータで計算するのか…などと身構えなくても構いません。実際に例を見てみましょう。

Pythonインプリンター(黒い画面に直接文字を打って実行するもの)を用いています。
...
>>> 5 + 2
7
>>> 5 - 3
2
>>> 3 * 4
12
>>> 5 / 5
1.0

例を見るとわかると思いますが、加算減算に関しては驚くほどそのまんま、+-が使われます。
式の書き方もそのまんまですね。

乗徐算

さて、では*(アスタリスク)と/(スラッシュ)は何でしょう。
これはそれぞれ、乗算と除算を示しています。

*は×に、/は÷に置き換えて考えてあげれば何も難しいことはありませんね。

余剰、切り捨て、べき乗(累乗)、ついでにべき根(ルート)

割り算は割り算でも、その余り(余剰)が欲しかったり、小数点は切り捨てた数値が欲しかったりします。そんな時は%//を使います。

余剰
>>> 10 % 3
1

余りってなんだか懐かしいですね。
上でやっていることは

10÷3=3...1

の余り、1を出力しています。

切り捨て除算
>>> 10 // 3
3

これは一見「は?」ってなりますが、

10÷3=3.3333333...

になりますね。時折、この.33333...が邪魔な時があります。
そんな時、そこを切り捨ててくれるのがこの演算子です。

累乗、ついでに平方根。
>>> 3 ** 2
9

多少PCに触れている人なら、3^2と書きたいでしょうが、ここは**と記述します。
よって、3**2は$3^2$ですから9ですね。

わからない人はここまででいいのですが、

これ、累乗ができるということは平方根もとれます。
ほれ、この通り

>>> 2 ** (1/2)
1.4142135623730951

いやなんでだよ、ってなる人もいると思いますが、詳しく説明すると数学の記事になるのでかる~く。
$x^\frac{1}{2}$ということはそれを二乗してやれば、$x^\frac{2}{2}=x^1=x$ですよね?
というわけで、2乗するとxになる数なわけですから、$x^\frac{1}{2}$は$x$の平方根ってわけです。

呼称

+だとか-だとか。はたまた%など、計算の内容を決定するものを演算子と呼びます。
その前後にある数字や変数、はたまた文字なんかは被演算子と呼ばれます。
ちょっと覚えておきましょう。

小数を含む計算

Pythonでは、小数を含む計算も不自由なくそのまま行うことができます。

>>> 10 * 0.5
5.0
>>> 7.2 + 16.6
23.8

10/3が3.33...ではなく3.3333333333333335の理由。

これはコンピュータ特有の問題。"丸め誤差"というものです。

コンピュータは実際に計算しているわけですから、どこかで計算をやめてしまわなければなりません。その計算をやめる操作を丸めると表現します。

このとき、四捨五入されるか、切り捨てられるかはわかりませんが、とても小さい誤差が発生します。これが丸め誤差です。
積み重なると目に見える誤差になってくるわけですね。

おわりに

次々回には演算子のまとめ(表)と便利な機能を紹介します。

参考

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