ハッシュマップとは
ハッシュマップとはキーと値のペアを保存するためのデータ構造の一種で、Javascriptでいうところのオブジェクトに似ている。
use std::collections::HashMap;
fn main() {
let mut map = HashMap::new();
map.insert("one", 1);
map.insert("two", 2);
map.insert("three", 3);
println!("{:?}", map);
// => {"two": 2, "one": 1, "three": 3}
println!("{}", map["two"]);
// => 2
}
ハッシュマップを使うメリット
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検索・追加・削除が高速
キーをハッシュ値に変換して、そのハッシュ値をインデックスとして配列の要素にアクセスするため、検索・追加・削除の操作を高速に行うことができる。
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要素数に依存しない処理速度
要素数に依存しない一定の処理速度を持つため、ハッシュマップに格納されている要素数が多くなっても一定の処理速度が維持される。
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キーと値のペアの格納
キーと値のペアを格納できるため、複数のデータを管理することができる。例えば、単語とその意味のように、1つのキーに対して複数の値を持たせることもできる。
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メモリ使用量の削減
キーと値のペアを格納するために必要なメモリ量を最小限に抑えることができる。そのため、メモリ使用量を削減することができる。