1.はじめに
バブル期の世代(本人)は、資格試験といえば、年に数回の開催で、大会場で記述やマークシート、というイメージしかありませんでした。
今や、自分で受験会場を探して、日程調整して、パソコンに「ポチポチ」するだけで受験が可能な便利な時代になりました。
しかし、それなりに以前とは違う準備や心得が必要であることに気が付きましたので書き留めました。
2.受験会場
僕が受験したのは大阪です。この場合、受験会場は大きく2つに分けられます。
①PC受験センター会場
②PC教室併用会場
①は、主にCBT受験を扱っているので、スタッフも慣れていて、会場も、受付、待合室、受験会場が分かれていて、落ち着いて受験できます。
②は、PC教室の講義をされる場合があります。よって、場合によっては静かではありません。隣の机で時間差で、別の試験が始まることもあり、その説明等でバタバタすることがあります。ただ、受験日や受験時間の選択肢が多く、受験のタイミングの自由度が高いことが多いです。(そうでない会場もあります)
3.受験準備
統計検定等を受験する際、「計算用紙とペン」を会場が準備されます。受験にとって、これは重要なアイテムですので、心配なら事前に確認した方が良いと思います。
多くの会場で受験した経験上、良かった順に挙げます。
①白紙の計算用紙にボールペン
②白紙の計算用紙に細マジック
③ラミネートフィルム(白)に細マジック
④ラミネートフィルム(薄い緑)に先が割れた細マジック
ラミネートフィルムはPC教室併用会場に多く、再利用することによる経費削減が目的と想定されます。細マジックは、字が汚い僕にとっては、書いたことが見直せないのは困りました。
4.老眼との闘い
最後に50歳を超えると多くの人が抱える「老眼」というものにも対応しなければなりません。
会場には、電卓と身分証明書(免許証)しか持ち込めません。そのため、老眼鏡をケースに入れて持ち込むことはできません。裸眼で通常問題無く、試験の時だけ老眼鏡をかけるのは、そのまま眼鏡をかけて受験できますが、普段、近視眼鏡をかけている場合、老眼鏡を持ちこむと注意される場合があります。よって、本人確認が終わったら、近視眼鏡を外して鞄に入れ、老眼鏡を手で持つ。もしくは掛けて試験会場に入るしかありません。
この辺の改善を株式会社CBT-Solutionsに要望しようと思ったのですが、然るべき問い合わせ先が見当たらないので断念しました。どなたかがしていただけると幸いです。
5.おわりに
以前から言われている「学び直し」は、とても重要なことです。世界的に見ても日本人は大人になると勉強しないと言われています。ですが、もともと勤勉なお国柄ですから、是非、勉強に向き合っていただける一助になればと思いました。