Microsoft Learnを用いたMicrosoft Azure Fundamentals(AZ-900)の試験内容をまとめる投稿です。
この投稿ではMicrosoft Learnで学ぶ内容をできるだけ簡潔にまとめております。
Azureの勉強を一から始める方の参考になれば幸いです。
今回の学習内容
◆「Azure ストレージの冗長性」
◇対応するMicrosoft Learn ラーニングパス
Azure の基礎: Azure のアーキテクチャとサービスについて説明する
◇対応するモジュール
Azure のストレージの冗長性について説明する
※前回の投稿は下記から確認できます。
Azure Fundamentals(AZ-900):Azure の基礎: Azure のアーキテクチャとサービスについて説明する「Azure ストレージアカウント」
Azure ストレージの冗長性
計画/計画外のイベントからデータを保護するため、常にデータの複数のコピーが格納される
⇒冗長性オプションによりコピーの格納方法が異なる
冗長性オプション選択判断のポイント
・プライマリリージョンでのデータの複製方法
・セカンダリリージョンでのデータ複製の有無
・セカンダリリージョンに複製されたデータへの読み取りアクセスの必要性
プライマリリージョンでの冗長性
セカンダリリージョンでの冗長性
セカンダリリージョンに非同期的にLRSでレプリケート(複製)される
⇒プライマリリージョンへの最新の書き込みとセカンダリリージョンへの最後の書き込みに間隔がある
=回復ポイントの目標(RPO:Recovery Point Objective)と呼ばれ、通常15分未満の間隔
・セカンダリリージョンへのフェールオーバーが発生しない限り、セカンダリリージョンのデータ読み取り/書き込みが不可
⇒フェールオーバーが完了すると、セカンダリリージョンがプライマリになり、データの読み取り/書き込みが可能
セカンダリリージョンのデータへの読み取りアクセス
機能を有効にした場合、プライマリリージョンが稼働中の場合もデータへの読み取りアクセス可能
※セカンダリリージョンのデータはRPOにより、最新ではない可能性がある
・読み取りアクセスgeo冗長ストレージ(RA-GRS):GRSで読み取りアクセスを有効化
・読み取りアクセスgeoゾーン冗長ストレージ(RA-GZRS):GZRSで読み取りアクセスを有効化
次の学習内容
◆Azure ストレージサービス
学習内容をまとめたページの一覧