Microsoft Learnを用いたMicrosoft Azure Administrator(AZ-104)の試験内容をまとめる投稿です。
この投稿ではMicrosoft Learnで学ぶ内容をできるだけ簡潔にまとめております。
Azureの勉強を一から始め、AZ-900取得後の資格としてAZ-104取得を目指している方の参考になれば幸いです。
※AZ-900の内容は本投稿では省略しております。再度復習したい方は下記をご参照ください。
Azure Fundamentals(AZ-900)：試験合格に向けた学習内容のまとめ
今回の学習内容
◆「Azure Blob Storage」
◇対応するMicrosoft Learn ラーニングパス
AZ-104:Azure でのストレージの実装と管理
◇対応するモジュール
Azure Blob ストレージを実装する
※前回の投稿は下記から確認できます。
Azure Administrator(AZ-104)：Azure でのストレージの実装と管理「ストレージエンドポイントのセキュリティ保護」
Azure Blob Storage
Azure Blob Storage
・非構造化データをクラウド内にオブジェクト/BLOBとして格納
・BLOB(Binary Large Object)：データベースで用いられるデータ型の一つ
・BLOBストレージの別名
-オブジェクトストレージ
-コンテナストレージ
・格納可能データ
-任意の種類のテキスト/バイナリデータ
-例：テキストドキュメント/画像/ビデオファイル/アプリケーションインストーラなど
データの格納/管理を行う3つのリソース
◆Azureストレージアカウント
・データ用の一意の名前空間をAzure内に用意
⇒格納されるすべてのオブジェクトに一意のアカウント名を含むアドレスが割り当てられる
◆Azureストレージアカウントのコンテナ
・コンテナリソースを使用してBLOBのセットをグループ化
⇒BLOBはコンテナリソースに格納されている必要あり
◆コンテナ内のBLOB
・次の3種類をサポート
-ブロックBLOB：ほとんどのシナリオで使用(テキストやバイナリデータの格納など)
-追加BLOB：追加操作でデータ量が増えるものに最適(VMデータのログ記録など)
-ページBLOB：読み取り/書き込みが頻繁な場合に最適(VMのOSディスクやデータディスクなど)
Azure Blob Storage実装時の考慮事項
◆ブラウザのアップロードを検討
・画像/ドキュメントをブラウザに直接提供可能
◆分散アクセスを検討
・インストールプロセス中などに分散アクセス用のファイルを格納可能
◆データのストリーミングを検討
・ビデオ/オーディオをストリーミング可能
◆アーカイブと回復を検討
・下記のためのデータの格納に最適
-バックアップと復元
-DR
-アーカイブ
◆アプリケーションによるアクセスを検討
・Blob Storageから監視データやログを収集可能
⇒オンプレミス/Azureホステッドサービスを分析可能
次の学習内容
◆BLOBコンテナ
学習内容をまとめたページの一覧