はじめに
お久しぶりです、今回は前々からしたかったスペック紹介をします!(今更感がすごいですが(´・ω・`))
PCのスペック選びって本当に迷いますよね。開発もするし、リアルタイム性を求めるトレーディングやゲームもする。そんな欲張りなニーズに応えられるPCを目指して、2024年中旬に組んだ構成が現時点でどうなのか、パフォーマンス/使用感で紹介します。
基本スペックの紹介
パーツ名 | 名称 |
---|---|
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4060Ti |
CPU | AMD Ryzen 7 7700X 8-Core |
メモリA | Team Vulcanシリーズ DDR5-5600MHz 16GB x2 |
メモリB | CORSAIR VENGEANCEシリーズ DDR5-6000MHz 16GB x2 |
マザーボード | ASUS B650M-PLUS |
ストレージA | Lexar m.2SSD 2TB |
ストレージB | fanxiang SSD 1TB |
LANボード | LGY-PCIE-MG2 |
LANケーブル | Senetem LANケーブル 5m CAT8 40Gbps/2000MHz カテゴリー8 |
CPUクーラー | 簡易水冷 upHere P240K |
ファン | ハードオフではぎ取った中古ファン - SCYTHE |
電源 | CORSAIR RM850e 2023モデル |
OS | Windows11 Pro |
ケース | ミニタワー型PCケース CS7096 CA-1J1-00S1NN-00 |
CPUグリス | ARCTIC MX-4 4g CPU アークティック MX4 グリス |
1. GPU: NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti
高性能でありながら、コスパに優れたカードであり、さまざまなカードと比較対象にされがちなRTX 4060 Ti。ゲームや機械学習に大いに役立ちます。特に、CUDAコアをフル活用したタスクでは、その真価を発揮。ゲームはもちろん、ディープラーニングや推論の速度も期待。実際にRTX 4060 Tiを使用してみて、いまのところ課題はなく、むしろオーバースペックに思えるぐらい非常にスムーズに動作中。GPU冷却効率も良好で、長時間の負荷でも熱暴走することなく快適に使用できています。また、長時間使用しても温度は安定し、熱暴走を心配する必要もありません。(冬場は足元ストーブ[弱]みたいな感じで使えます(笑))
2. CPU: AMD Ryzen 7 7700X 8-Core
次に、CPUにはAMD Ryzen 7 7700Xを搭載。8コア16スレッドの性能は、マルチタスクや並列処理に非常に強いです。特に大規模なデータ処理(自作APIでのデータ収集/可視化)では、負荷をかけてもスムーズに処理が進みます。開発環境や仮想マシンを複数立ち上げても、CPUがしっかりと処理してくれるので、非常に頼りになります。オーバークロックで、性能をさらに引き出せるのも大きな魅力でしたので搭載。
3. メモリ: DDR5-5600MHzとDDR5-6000MHz
メモリは、Team Vulcan DDR5-5600MHzとCORSAIR Vengeance DDR5-6000MHzを混合で使用していますが、特に問題なく動作しています。両者ともに非常に高速なDDR5メモリで、普段使いでも非常に快適です。特にゲームや開発中の複数アプリケーションを並行して使用しても、メモリ不足を感じることなくスムーズに作業できます。合計64GBのメモリにより、大規模なデータ処理や仮想マシンの同時実行にも対応可能です。
4. マザーボード: ASUS B650M-PLUS
B650チップセットを搭載したこのマザーボードは、拡張性が高く、PCIe 4.0に対応しています。これにより、GPUやストレージのパフォーマンスを最大限に引き出せます。ASUS製のマザーボードは品質が高く、安定性が非常に良いため、長期間使用しても安心です。デメリットとしては、無線が使えないことかなと思っています。(笑)
5. ストレージ: Lexar M.2 SSD 2TB と fanxiang SSD 1TB
メインストレージとして、Lexar m.2 SSD 2TBを使用。読み書き速度が非常に速く、OSや大型アプリケーションの起動がスムーズで、作業効率が大幅に向上しました。サブのfanxiang SSD 1TBはデータ保存やバックアップ用として使用しています。この二重構成により、大容量データの保存や読み書きが非常に安定しており、長時間作業しても全くストレスを感じません。
6. LANボード: LGY-PCIE-MG2 + Senetem LANケーブル 5m CAT8
LGY-PCIE-MG2 LANボードとSenetem LANケーブルを使用したことで、ネットワーク接続は非常に安定しています。10Gbps対応のLANボードとCAT8ケーブルで、高速なインターネット環境でも快適に作業できます。オンラインゲームや大容量のデータ転送時も、遅延や不安定さを感じることなく、快適に利用できます。ちなみにネットワークはソフトバンクの10ギガ光回線を契約中。(阪神優勝でJoshinさん抱き合わせセールのときにうまうま契約しちゃいました。ありがとう(笑))
7. 冷却: 簡易水冷 upHere P240K
簡易水冷のupHere P240Kは、利点としては、高い冷却性能を実現できる点。長時間の高負荷作業でも、温度管理が非常に良好で、冷却性能に満足しています。ぶっちゃけ、冷却に関しては値段で選びました。これでよかった~。
8. ファン: ハードオフで購入した中古ファン
これに関してはハードオフのジャンクでええやんと思い、購入しました。中古ファンでも冷却性能は十分で、コストを抑えつつ機能性を保てました。
9. 電源: CORSAIR RM850e 2023モデル
80 PLUS Gold認証を取得した850Wの電源ユニットは、効率よく安定した電力供給を行い、PC全体の安定性を保っています。高負荷時でも十分なパワーを供給し、無駄な電力消費を抑えつつ高いパフォーマンスを実現しています。
10. OS: Windows 11 Pro
最新のWindows 11 Proは、新しいインターフェースやパフォーマンス向上により、作業環境を快適に保ちつつ効率的に作業を行えます。Ubuntuでもよかったですが、GUIツールの開発やWindowsでのツールを使用したかったのでInputしました。正解だったかも。
11. ケース: ミニタワー型PCケース CS7096 CA-1J1-00S1NN-00
コンパクトでありながら通気性が良く、内部温度が適切に管理されています。ケーブル管理も簡単で、外観がスッキリしていて見た目にも優れています。ぴかぴか派手なものは必要なかったので、意外とうれしい。
12. CPUグリス: ARCTIC MX-4 4g
ARCTIC MX-4の高い熱伝導率を活かして、CPU温度を安定させ、冷却性能を最大化しています。簡易水冷と組み合わせることで、最適な冷却を実現しています。吉田製作所でもおなじみの。。。アレです(笑)
まとめ
今回組んだPCは、非常にバランスが良い構成で、日常的な作業から重いタスクまで快適にこなせます。RTX 4060 TiとRyzen 7 7700Xの組み合わせは非常に強力で、負荷の高い作業でもスムーズに動作します。ストレージ、ネットワーク、冷却に関しても申し分なく、長時間の作業でも安定したパフォーマンスが保たれます。
性能とコストパフォーマンスのバランスが良い、頼もしいPCが完成しました!これからPCを組み立てる際の参考にしていただければ嬉しいです。
おまけ
みんな大好き、CINEBENCHをしました。現状の数値を下に貼っておわりにします(´・ω・`)