URI : Uniform Resource Identifier
URL: Uniform Resource Locator
URN: Uniform Resource Name
これだけじゃあよく分からないですよねー
でもこれらの関係はとてもシンプルなので、一度理解すると、もう忘れないでしょう
この画像からみてわかるように
**URL ⊃ URL, URN **
という認識でいいと思います。
#URL ( Uniform Resource Locator) とは
URLは一番馴染み深い用語だと思います。
https から始まるこれのことです⇩
※ http についてはこちらを参照してください⇩
(https://qiita.com/Neal-Ryan/items/7d401b7aa7c7bf447def)
URL は、よく個人の住所に例えられます。
webページ1つ1つに住所がついているので、ブラウザに URL を入力するとそのページに飛んでくれます。
(実際はそのページのデータを送ってもらっている。)
URL は プロトコル と ドメイン から成り立っています。
https:// (プロトコル)
www.yoji0806.com/ (ドメイン)
2つと同じ住所が存在しないように、ドメイン名も同じものは存在しません。
住所と違う点は、ドメイン名はあらかじめ定まっているのではなく、早いもの勝ちで自由に決められます。
独自ドメインを所有しておくのには費用が掛かりますが、安いのであれば、1年間 数百円程度で使用できます。
#URN とは
URL がweb上で個人の住所の役割をもっているのに対し、
URN は個人の名前の役割をもちます。
URL ほど馴染みはないですが、ネット上のすべてのファイルにはURNがそれぞれ割り振られています。
URL, URN を現実世界で例えると、
兵庫県 神戸市 灘区 (URL)の
山田 太郎さん (URI)
のようなものです。
また別の例でいうと、
全ての本の裏表紙についているISBN (世界共通の本の識別番号) のようなものです。
URL が 「どこにあるのか (Where)」 を示すのに対し、
**URNは 「なにがあるのか (What)」**を示します。
住所の例からもわかるように、URN と URL は相互補完的な関係にあります。
#URI とは
最後にURI の説明ですが、
最初に書いたように、
URI とは URL, URNのどちらか または 両方を指します。
Uniform Resource Identifier,
identify は「~を識別する」 という意味なので、
URI は web上の何かを識別するもの、
すなわち、URL や URN ということです。