まえがき
こんにちは N中等部所属の人です。
この記事では、自分がプログラミングスキルに対してなんとなく悲観的だった所から肯定的になった所までの体験談をしていきます。
まだ整っていない部分もありますが伝えたい大筋は変わらないのでなにとぞよろしくお願いします。
先に補足
ここで言う「作品」とは
表現が難しいですが...全力で作って完成させたものの事です。
「全力」とは
言葉の通りだしうる限りの力、ありったけの力です。
この記事で伝わってほしい事
不格好でも良いから、全力を出した作品をとりあえず作る。
そして発表してみる。
すると、自分の力が見えてくる。
プログラミングスキルに対して悲観的
自分は以前からプログラミングを学んでいるのですが、とある作品を作るまでは自分のプログラミングスキルに凄く悲観的でした。
今思えば、もちろん上の上の人と比べれば下の下ですが全くできていないという程では無い、むしろできてる方ぐらいの感覚。そして、なかなか自分に向いている事だと思っています。
しかし、どうも当時の自分としては全くできていないように、全く向いていないように感じていました。
発展しない学び方
自分は
- ひたすら学び
- ひたすら学び
- たまに練習としてちょっとしたプログラムを作る
- そしてまたひたすら学ぶ
といったような学び方をしていました。
「学ぶ」か「ちょっとしたプログラムを作る」しかやらず、要は練習から次のステップに発展しなかった訳です。
なぜ悲観的だったかというと
- 作ったものを発表して評価してもらうことがほとんど無かった
- 稀に作った物を評価してもらう時も、評価してもらう物が練習で作った物なので力のほんの一部分しか評価されていないように感じて、信用ができなかった
- 上の上の上の人ばかりと比べて自分の実力を悲観してしまうという自分の性格
などによって盲信的に悲観していました。
また
「頑張ったところでどうせ向いていないしなぁ」
と、モチベーションがじりじりと下がっていくような感じがしていました。
いつも通りのプログラムが全力の作品になっていた
そんなある日、いつものようにちょっとしたプログラムを作りました。
作ったものは、決定ボタンも無い凄く質素な選択画面のようなものです。
いつもならこの辺りで適当に切り上げてまた学びに戻るのですが、今回はまだまだ何か発展させられるような気がしました。
まだ発展させられるような気がするのは割とある事なのですが、今回は二味違いました。
全力を出して完成まで持って行こうとしたのです。
いつもなら一瞬力を出すだけで、途中で面倒になって未完成にしたりしていたのですが、今回は違いました。
そして、ぬるーっと「あれ、自分継続的に全力出せてるな」と思い始めました。本当にぬるーっと。
今まで、全力を出した作品を作れることはほとんど無かったのに、今回は違ったのです。
そんなこんなで、2ヶ月ぐらいかけて作品を作りました。
なぜ全力になれたのか
なぜ全力を出せるようになったのか。
それは、その作品を作る数ヶ月ぐらい前から耳に入ってくるようになった声が関係していると思っています。
「失敗しても良いからチャレンジしてみよう」
「失敗して良いから全力でやってみよう」
「何か1つ成し遂げてみたら?」
「とりあえずやってみたら?」
こんな声です。
こんな声を何度も聞くようになって心境が変わっていった...ような気がします。
この声を聞いてはっきり
「1から全力で作品を作ろう!」
となった訳では無いですが、
偉大なる声を頭の片隅に置いて、この偉大なる声があったからこそ次に繋がったのではないか?と今では思っています。
嬉しい完成
作品が完成した時は、あまりの嬉しさにジャンプするという漫画みたいなことをしました。
出来とかなんとかを一旦置いておいて、完成したことがとてつもなく嬉しかった訳です。
こんなに全力を出して完成させたものは今までほとんど無かったのも相まっていました。
そして、完成したときに
「いつもは発表したりしないけれど、今回は凄く頑張ったし見て欲しい」
「発表してみようかな...」
と思いました。
心温まる発表
できた作品をおそるおそる発表してみました。
すると
「いいね」
「かわいい」
「ふふっとなりました」
「癒されました」
と、心温まる嬉しいコメントをたくさん頂きました。
凄く嬉しかったです。
モチベーションがグッと上がる音がしました。
意外と良い評価
全力を出した作品を評価してもらえるようになり、
「あれ、思っていたよりかは肯定的な意見もらえたな」
「全力を評価してもらえたから信用できる気がする」
「...言うほどできていない訳じゃ無いのかな」
「...思っていたより向いているのかも...?」
とか思い始めました。
思い上がっている訳...では無いと信じていますが、少なくとも悲観的になりすぎる事は少なくなりました。
それから肯定的になった
それから自分は、時々全力を出した作品を作るように、そして積極的に作品を発表したりするようになりました。
そして、自分のプログラミングスキルに肯定的になった訳です。
あとがき
不格好でも良いから、全力を出した作品をとりあえず作る。
さらに発表してみる。
すると、自分の力が見えてくる。
長々と書いてきましたが、自分から伝えたいのはこれです。
全力を出した作品をとりあえず作ってみると、自分の力が確認できる。
発表をすればその全力に対してフィードバックが貰える。
もちろん端麗にできるのならばその方が良いですが、とりあえず不格好でも良い。とりあえず作る。
思い上がる...という訳では無いですが、悲観的になりすぎず、自分の力を俯瞰的に見る、自分で見る事ができないのならば見てもらうという事が大事だと思います。
色々考え方があるとは思いますが、学び途中、駆け出しの段階にいる自分にとってはこれが大切だと思っています。
自分はまだ駆け出しの中の駆け出しなので、もっと発展的なことをやっている人からしたらまた違う考えがあるのかもしれないです。
ご清覧ありがとうございました!