SPLASH(http://users.monash.edu.au/~dprice/splash/index.html)
とはSPH向けの可視化ソフトである。
このソフトはSPHの大家(?)であるD. J. Priceによって書かれた。
(see, Price (2007), PASA, 24, 159-173 (arXiv:0709.0832))
勿論、SPHだけでなくともWPHも使える。
本稿では、そのSPLASHを用いた可視化を行うために必要なアレコレをメモしてある。
How 2 install
Macならportに落ちているので、
sudo port install splash
とかで入るはず。
これ以外のinstall方法に関しては、公式サイトで見られる。
How 2 plot
splashには、GADGET形式を仮定してinput fileを読み込むgsplashなど、
形式を仮定して読み込むコマンドがいくつか付属している。
任意の形式で読む際には、splashコマンドで読みこめば良い。
ただし、その前にinput fileと同じdirに"column"というファイルが必要である。
これは、input fileの書式を指定するファイルで、input fileが例えば
id x y z vx vy vz mass smoothing_lengh density ...
と並んでいたら、columnには
id
x
y
z
vx
vy
vz
mass
smoothing_length
density
:
:
と縦にずらずらと書いておく必要がある。
最後に、
splash input_file -x 2 -y 3 -render 10 -dev /eps
とか打ち込めば、input_fileの2行目をx、3行目をy、10行目でレンダリングをした図が出力される。
-dev /eps
は出力形式を指定しており、今回の場合はepsで出力される。