はじめに
Gitをインストールして、GitHubと連携できるところまで記載します。
Gitをインストールする方法は、一般的に2つあるようです。
1つ目が、dnf
を使ってインストールする方法。
2つ目が、パッケージファイルをwget
でダウンロードしてきてインストールする方法。
今回は、dnfを使った方法でインストールします。
Gitをインストールする
# dnf -y install git
バージョン確認
# git --version
git version 2.31.1
※2022年8月時点でdnfでインストールした場合のバージョンです。
GitHubアカウント作成
まだGitHubに登録済ませてないよ、という方はこちらで登録を済ませましょう。
サインアップからアカウントを作成できます。
https://github.co.jp/
※アカウント名とメールアドレス、パスワードをちゃんと控えておきましょう。
アクセストークンを取得
以下を参考にアクセストークンを取得します。
https://docs.github.com/ja/authentication/keeping-your-account-and-data-secure/creating-a-personal-access-token
- 右上のアイコンをクリック
-
Settings
を選択 - サイドバーにある
Developer settings
を選択 -
Personal access tokens
を選択 -
Generate new token
をクリック -
Note
にトークンの名前を適当につける -
Expiration
は90days
を選択
※トークンの有効期限です -
Select scopes
は、repo
、admin:repo_hook
、delete_repo
にチェック。
※repoのチェックだけでも良さそうな感じですが、今回は公式に記載のとおりにします。 -
Generate token
をクリック。 - アクセストークンが表示されます。控えておきましょう。
※画面を閉じると、今後一切確認できなくなります。
万が一、閉じてしまったり忘れてしまった場合は、同じ手順で再発行してください。
アクセストークンはパスワードと一緒で公開しないこと!!
ユーザー情報を登録
GitHubやGitLabのアカウントをサーバーに登録します。
# git config --global user.name "Your Name"
# git config --global user.email "address@domain.com"
設定は、以下のコマンドで確認ができます。
# git config --list
user.name=Your Name
user.email=address@domain.com
この設定は、/root/.gitconfig
に保存されていますので、このファイルをcatやlessコマンドを使って確認もできます。
# cat /root/.gitconfig
[user]
name = Your Name
email = address@domain.com
ルートディレクトリの参照は、cat ~/.gitconfig
とも書けます。
アクセストークンを使うところ
cloneするときに使ったりします
# git clone https://github.com/{CreatorName or TeamName}/{RepositoryName}.git
Cloning into 'RepositoryName'...
Username for 'https://github.com': YourName
Password for 'https://YourName@github.com': ここにアクセストークンを入力
(参考)どうしても最新版をインストールしたい場合
ソースコードでインストールする方法は、こちらの記事で分かりやすくまとめられてましたので、参考にリンクおいておきます。
https://zenn.dev/ymasaoka/articles/install-git-centos-8
Gitの最新バージョンはこちらで確認できます。
https://git-scm.com/