はじめに
この記事ではAzure DevOpsで作業を始めるために最初に作成が必要なプロジェクトの作成までを簡単に説明します。
Azure DevOpsとは?
Azure DevOpsではCI/CDをサポートするためのサービスが用意されています。
Azure DevOps には、計画と開発からテストとデプロイまで、ソフトウェア プロジェクトを管理するためのサービスとツールの統合セットが用意されています。
Azureポータル上で提供されていると思っていたのですが、Azureポータルとは別のAzure DevOps用のポータルサイトがあるので注意です。
参考:Azure DevOps
Azure DevOpsの開始
それでは早速Azure DevOpsのプロジェクトまでを作成してみます。
Azure DevOps には、 Microsoft アカウントまたは GitHub アカウントでサインアップできます。
Organizationの作成
サインインができると最初にOrganization(組織)を作成します。
Organization(組織)とはAzure DevOpsを管理するためのグループでOrganization(組織)の中で複数のDevOpsプロジェクトの作成ができるようになっています。
Azure DevOps の組織は、関連するプロジェクトのグループを編成および接続するためのメカニズムです。 例としては、事業部門、地域部門、またはその他の企業構造があります。 会社全体に対して 1 つの組織、自分用の 1 つの組織、または特定の部署用に個別の組織を選択できます。
参考:Azure DevOps Organization(組織)とは
プライバシー保護やサービス規約に同意する場合は[continue]で実行します。
下のチェックボタンはDevOpsの最新のお知らせを受け取るかどうかのチェックボックスになりますので任意で選択します。
dev.azure.com/のスラッシュ以下がOrganization(組織)名になります。任意の名前を記入します。
リージョンについては2022年12月現在はAzure DevOps データは、世界各地の次の8か地域で利用できます
今回は日本が含まれるアジア太平洋[East Asia]を選択しました。
Organization(組織)が無事に作成されると以下のようなページが表示されます。
プロジェクトの作成
任意のプロジェクト名を記入し、[+ Create project]でプロジェクトを作成します。
プロジェクトが作成されると以下のような画面が表示され、Azure DevOpsのサービスであるバージョン管理のReposやPipelinesのメニューが左に表示されます。
これでAzure DevOpsを利用する準備が整いました。
最後に
以上がAzure DevOpsのプロジェクト作成手順になります。
ここからAzure Reposを利用したバージョン管理やPipelinesを使用したビルド/テスト/リリースの自動化を作成することが可能になります。
Azure DevOpsのその他の機能の利用方法については別途まとめたいと思います。