#前置き
ちと会社のPCのエディタをAtomに変更しようかなと思い、いろいろ調べている。
メニューの英語は別に日本語であろうがどうでもいいのだが、検索した結果はMacではできるがWindowsでは出来ていないかのような記述をちらほら見かけた。
#実践
PackageのLocalizationで一発だぜ!というのが日本語化できるという記事の内容であった。
会社PC(Windows7 32bit)でLocalization入れてJapanese設定にしてみると・・
出来ねー!!
#なぜか?
アプリのあるフォルダを覗いてみると、そもそもresourse/app/menus/ 以下にメニューの表示項目が存在する。
{
"menu": [
{
"label": "&File",
"submenu": [
{
"label": "New &Window",
"command": "application:new-window"
},
{
"label": "&New File",
"command": "application:new-file"
},
{
みたいなのがね。
つかまあこれを直接いじればいいという話ではあるが。
で、Localizationの設定ファイルは
"File":{
"value":"ファイル",
"submenu":{
"New Window":{"value":"新規ウインドウ"},
"New File":{"value":"新規ファイル"},
"Open...":{"value":"開く…"},
"Reopen Last Item":{"value":"最後に使用したファイルを開く"},
"Save":{"value":"保存"},
"Save As...":{"value":"別名で保存…"},
"Save All":{"value":"すべて保存"},
"Close Tab":{"value":"バッファを閉じる"},
"Close Pane":{"value":"ペインを閉じる"},
"Close Window":{"value":"ウインドウを閉じる"}
}
},
ってことで。これをみる限り labelに設定された文字列を置換してるんだろこのpackage。で、このmenuの設定ファイルがmac,Windows用で記述が違うんだよ。で、localizationがmacの記載に合わせてる。マッチング取れてないだけや・・・
まあ、Windowsは更新毎にフォルダ掘ってそこにアプリを置いていくようだからいちいち差し替えるのは向いてなくてpackage対応なんだろうけど、これって記述が変わったらマッチングがまた取れなくなるということにならんのかなあ。
でバージョンも進んでいるのにこういったレベルのpackageなのねえ。
GitHubに関連コメント発見
i dont have the menu Packages -> Localization #20
※っていうかまあこの&の関係でメニューの Package にも Localizationが表示されないの。
ただ、Windowsのメニューには"&"が表示されていないんだからどっかで除去されて最終表示されてると思うのだけどね。
なんとなくLocalizationの起動シーケンスあたりに問題がありそうな気はする。もしくは参照している値つかtemplateあたりかな。
大概のpackageは menus/以下にメニュー用の記載を入れてるからこのpackageの書き方が?という気もしたり。
#※4/6追記:コメント欄より
こちらで差し替え用のファイルが公開されているそうなので、Localizationお使いの方で困っている方は差し替えると幸せになるかと思います。
情報どもです。
#※4/14追記
Japanese-menu というpackageがリリースされてますね。
実装自体は似たようなもんですけど、&をテンプレから取っ払って win32やlinux向けのテンプレも準備して置換表示させてるpackageですかね。あとコンテキストメニューも日本語化されるので、アクセスキー使わないのでってのはこのpackageが簡単かも。(僕は使わないのでこれでも良いですけど)
実装自体見てると別に&抜かなくてもテンプレ対応すればいいだけな気もしますが。
#4/22追記
Japanese-menu が 0.5.0で&の置換をやめてアクセスキー残す方向にした模様です。日本語化という点ではこっちが主流ですかね。keybindingはアクセスキー対応でoffれば幸せですね。