FiNCでエンジニアインターンしているnathanと申します。(@OTA57)
この度、東大女子ハッカソンに学生メンターとして参加してきたのでざっくりまとめてみます。
東大女子ハッカソンとは
東大女子限定のハッカソンです。(そのまんまですね)
昨年までは一個だったのですが今年から2個になりました。(そろそろ男子限定もほしいところ)
- TeaTimeHackathon(TTH)
- TokyoGirlsHackathon(TGH)
の二つです。(なんともまぎらわしい)
両方共メンターとして参加してきました。(がめつい)
それぞれについて詳細を紹介します。
どちらにも共通するのは
- 運営も東大女子(サポートの先生や男子はいる)
- 学生メンターは男子(重要)
- 複数の企業が協賛(まあ当たり前)
- チームエントリーは認められていない
- 事前講習会やアイデアソンもある
ってあたりです。
TeaTimeHackathon(TTH)
- 3年連続3度目の開催
- 会場はDMM.make AKIBA
- GCL主催
- 今年度のテーマは「日常に感動を」
- 電子工作をテーマに全班にArduinoが貸し出され、それを用いて何か作るというものでした。
- スポンサー企業
- DMM.make AKIBA
- インテル株式会社
- 株式会社キョウデン
- ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社
- ソフトバンク株式会社
- 日本マイクロソフト株式会社
- 株式会社メルカリ
電子工作。いかにもって感じのスポンサー企業ですね。
TokyoGirlsHackathon(TGH)
- 今年初の開催
- 会場はJBS(日本ビジネスシステムズ)
- 東京大学新聞社主催
- テーマは「心と体」
- androidアプリを主題に全班にPolar Loop2が貸し出され、それやそれのAPIを用いてもよいというものでした。
- スポンサー企業
- 株式会社いい生活
- 株式会社ぐるなび
- サイボウズ株式会社
- 新日鉄住金ソリューションズ株式会社
- ソーシャルテクノロジー株式会社
- 株式会社DMM.comラボ
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- 富士ゼロックス株式会社
- 富士フイルム株式会社
- ヤフー株式会社
これまたアプリって感じのIT企業がずらっと並びましたね。
まあそんなこんなでテーマから真反対(ハードとソフト)なわけなんですが、運営方法?とかも結構違ってて一長一短って感じだったんで紹介します。
アイデアソン
TeaTimeHackathon(TTH)
- 東大工学部4年生(ハッカソン経験多め)によるアイデアソン講義
いいところ
学生目線だし、実際にハッカソンで使ったアイデア発想法なので今回のイベントには非常にマッチしている。
よくないかもしれないところ
一方で学生の考えなので、実際に社会で通用するかはわからないかもしれない。(いうて東大生ならあんまり関係なさそう)
TokyoGirlsHackathon(TGH)
- サイボウズ様によるアイデアソン講義
いいところ
実際のサービス作りにも活かされているアイデア発想法なのでしっかりしている。
よくないかもしれないところ
一方で実際の会社だとアイデア出しが仕事の一部な人もいたりするわけで、要するにプロ向けの発想法である。
が故に、初心者にはわかりにくい部分もあるかもしれない。(東大生ならあんまり関係なさそう)
事前講習会(というかテーマについて)
TeaTimeHackathon(TTH)
- 電子工作・東大工学系大学院修士2年(電子電気系の研究室)による講習会
いいところ
上と一緒で参加者と同じ学生なので目線が似ている、であったり、質問がしやすい等があげられる。
また回路に関しては義務教育である程度は習うので、説明書や資料通りに繋いでみるだけでもある程度は挙動が理解できたりする。
また実際に作ったものが目に見えているので子供心じゃないけど楽しい。
よくないかもしれないところ
(筆者のただのイメージですが)電子工作はちゃんとした知識がないとしっかりしたものは作れないし(電圧の目安とかは初心者には難しい。)、ネットにそんなに正しい情報が落ちているわけでもない。
故にメンター主導になってしまいうるかもしれない。
TokyoGirlsHackathon(TGH)
- androidアプリ・JBSによる講習会
いいところ
こっちのほうがいわゆるプログラミング感はある。(ハッカソンというとって言う感じ?)
実際TTHでもっとガリガリ言語書くのイメージしてましたっていう意見も聞いたりした。(まあでも世界観の広がりという意味ではいいかも)
悪いところ
セットアップ等に時間がかかる。
サンプルコードをコピペして動かしても何が起きてるか全くわからないことも多い。
1日でandroid教えるのは至難の業。
結論的にはもはや好みだと思っているんですが笑
ハードの初心者向けハッカソンもソフトの初心者向けハッカソンも
無料で参加できて景品も豪華(どちらも優勝は◯万円相当でした)!
これはもう参加するしかないですね。
気が向いたら実際のプロダクト等追記します。