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Amazon EFS Elastic Throughput モードがリリースされたので調査・検証してみた。(2022年アップデート)

Last updated at Posted at 2022-11-29

2022/11/27 Amazon EFS Elastic Throughputモードが利用可能になりました。
Amazon EFS Elastic Thtoughput

どんなモード?

Elastic Throughput モードはワークロードに合わせて自動でスループット性能を調整
・データの読み取り量、書き込み量に対して料金を支払う

これにより、スループットパフォーマンスの予測が難しく、急変する可能性のあるワークロードに最適な手段です。

従来のEFSについて

従来のEFSには2種類のスループットモードがありました。
1.ファイルサイズとバーストクレジットでパフォーマンスを調節するバーストスループット
2.事前に設定し、高レベルなスループットを確保するプロビジョニングスループット

しかし、バーストスループットには、
バーストクレジットの上限を使い切るとパーフォーマンスが極端に低下する
プロビジョニングスループットには、
ピークに合わせてプロヴィジョニングをするとお金がかかりすぎる
という懸念点がありました。

今回リリースされたElastic Throughput モードを用いることで、自動でスループット性能を調整し、さらに料金も、データの読み書き量に対しての支払いのため、これらの問題は解決します。

どうやって使うの?

ファイルシステムの作成→カスタム→パフォーマンス設定で、
以下の項目を選択することで使用できます。
image.png

さらに、既存のEFSに対しても、全般→編集→パフォーマンス設定により
Elastic throughputモードに変更できます。

まとめ

Amazon EFS Elastic Throughputモードがリリースされたのでその機能や使い方をまとめてみました。

次の記事では、実際に他のモードとの比較検証を行いたいと思います。

参考文献

この記事は以下の情報を参考にして執筆しました。

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