2022/11/27 Amazon EFS Elastic Throughputモードが利用可能になりました。
Amazon EFS Elastic Thtoughput
どんなモード?
・Elastic Throughput モードはワークロードに合わせて自動でスループット性能を調整
・データの読み取り量、書き込み量に対して料金を支払う
これにより、スループットパフォーマンスの予測が難しく、急変する可能性のあるワークロードに最適な手段です。
従来のEFSについて
従来のEFSには2種類のスループットモードがありました。
1.ファイルサイズとバーストクレジットでパフォーマンスを調節するバーストスループット
2.事前に設定し、高レベルなスループットを確保するプロビジョニングスループット
しかし、バーストスループットには、
バーストクレジットの上限を使い切るとパーフォーマンスが極端に低下する
プロビジョニングスループットには、
ピークに合わせてプロヴィジョニングをするとお金がかかりすぎる
という懸念点がありました。
今回リリースされたElastic Throughput モードを用いることで、自動でスループット性能を調整し、さらに料金も、データの読み書き量に対しての支払いのため、これらの問題は解決します。
どうやって使うの?
ファイルシステムの作成→カスタム→パフォーマンス設定で、
以下の項目を選択することで使用できます。
さらに、既存のEFSに対しても、全般→編集→パフォーマンス設定により
Elastic throughputモードに変更できます。
まとめ
Amazon EFS Elastic Throughputモードがリリースされたのでその機能や使い方をまとめてみました。
次の記事では、実際に他のモードとの比較検証を行いたいと思います。
参考文献
この記事は以下の情報を参考にして執筆しました。