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在宅デスクワーカーの仕事環境と健康管理

Last updated at Posted at 2022-12-04

自己紹介

記事をご覧いただきありがとうございます!

私は以前、看護師(歴約10年)をしていましたが
出産を機に退職し、色々あって
2022年8月からフロントエンジニアとして働き始めました。

今はフルリモートで働いております。

看護師の時とは違い
1日の活動時間の半分以上は画面に向かって仕事をしているためか
体に不調が現れ始めています...

具体的には

  • 肩こり、腰痛
  • 眼精疲労(霞むし、ひどい時は痛みまである)
  • 疲労感

年のせい?
まぁ、30代半ばにもなれば色々不調は出てくるものですが
おそらくこれは「VDT作業」による影響だと考えています。

VDT作業とは

社員の健康管理をきっちりやっている企業に勤めている方は
聞いたことがある人もいるかもしれませんね。
(健康状態についてのアンケートを取られたり、保健師さんが労働環境のチェックに来たりなど、見たことありませんか?)

VDT作業とは
Visual Display Terminalsの頭文字で
液晶等の画面表示機器と、キーボードやマウス、タッチ画面等の入力機器による
情報端末を使用する作業

のことです。
(VDTという言葉自体はガイドラインのタイトルから外されたり、あまり使われなくなってきています。)

つまり、我々ITエンジニアはバッチリ該当するわけですね。

今の時代、仕事でPCやモバイルを使うことは当たり前。
下のグラフは平成20年のデータなので少し古いですが
長時間のPC作業による身体症状を訴えている人が少なからずいるのがわかります。
(目の疲労については1時間未満でも結構出てくるようですね...)
13.36.20.png
平成20年技術革新と労働に関する実態調査結果の概況(厚生労働省)」を加工して作成

私の場合、身体的な症状として出てきていますが
精神症状として現れることも。

厚生労働省は1985年に「VDT作業のための労働衛生上の指針」を策定し
ガイドラインを作成(最近では2019年に改定されています)
企業や個人に対して健康管理を促しています。

今の作業環境

ちなみに私が今、どんな環境で仕事をしているかというと...
image0.jpeg
ありのままでございます。

こうして見ると、やっぱりお部屋暗いですね。
椅子は写っていませんが、ニ○リで買った2万円くらいの
背もたれ・肘置きありのものを使っています。

体調不良の原因(私の場合)

作業環境を専門家に見ていただいたら
もっと問題点が出てくるかもしれませんが
今私が抱える症状から考えるに

肩こり・腰痛

  • 椅子と机の高さが私の体格に合っていない
  • ディスプレイの高さが合っていない

眼精疲労

  • 部屋の明るさが暗い
  • 時間帯によっては陽の光が反射して眩しい
  • 目と画面の距離が近い

疲労感

  • 長時間座りっぱなし
  • 長時間連続での作業
  • 運動不足

といった感じでしょうか。

在宅ワーカーの理想的な作業環境

では、具体的にどんな対策を取れば良いでしょうか?

厚生労働省のガイドラインには作業環境に関して細かくアドバイスが載っています。
ちなみに事業所以外で仕事をしている人は情報通信技術を利用した事業場外勤務の適切な導入及び実施のためのガイドラインの「別紙2」も参考になるかと思います。
が、全文を読むのは辛いので厚生労働省のHPに載っている図を見てみましょう。
14.18.08.png
出典:厚生労働省ホームページ

いかがでしょう?
みなさんは、この図のような環境が作れていますか?

今後の取り組み

自宅の作業環境を整えようと思っても
「お金かかるし...」
「とりあえず今の環境でも仕事できてるし...」
「なにより、面倒!」

となって、ついつい後回しにしてしまいがちですが

「健康以上の資産はない」

と私は思っています。
そして

「自分を守れるのは自分だけ」

だとも思っています。

一気に全て整えるのは無理でも
ボーナスやネット通販がセールをしている時
お誕生日などなど
何をキッカケにしても良いので
気が向いた時に少しずつ変えていきましょう!

私もガイドラインと照らし合わせるとまだまだ、改善の余地がありそうです。
とりあえず今は眼精疲労の症状が一番辛いので
次のAmaz○nセールでデスク用の照明と反射防止シートを買おうと思います!

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