システムの情報収集などで目的の情報を確認しながら取得する際に便利な方法として、
viエディタ(vim)でファイルの読み込みやコマンドを実行する方法を紹介します。
使い方は、ターミナル(端末)からviエディタを開き、情報を追加したい箇所にカーソルを持っていき、":"キーを押してコマンドモードにはいります。このとき画面下にコロン":"と入力箇所でカーソルが点滅します。
■ viエディタでファイルを開く
■ ノーマルモード
■ コマンドモード (":"キーを押す)
1. ファイルを読み込みたい場合
コロン":"の続きに、r "ファイルパス"を入力してEnterを実行します。
【例1】 /etc/hostnameファイルを読み込む
:r /etc/hostname
viエディタにファイルが読み込まれた。
2. コマンドを実行して結果を得る場合
コロン":"の続きに、r! "コマンドラインを"入力してEnterを実行します。
【例1】 TOPコマンドを実行してCPUとmemoryの使用率の確認
:r! top -b -n 1 |head -5
viエディタにコマンドの実行結果が書き込まれた。
色々と作業を行う上でviエディタを使うことはあるとおもいますが、
メモを取りたい時などに、これらファイルの読み込みやコマンドの実行結果をエディタにそのまま記録するのはとても便利です。もし便利そうだと思われたらご活用ください。