はじめに
所持しているiPad ProにLidar機能がついていることに、今更気づいた。
浅く調査したのでメモを残しておく。
Lidarとは
Lidar:Light Detection and Rangingの略。光学技術。光の発射と反射から距離を測定する。
Lidarスキャナ:Lidarを実装・利用するための物理的装置。
Lidarそのものは1960年代から存在する。
Appleが2020年以降発売のiPhone ProとiPad ProにLidarスキャナを搭載したため、一般ユーザーが使いやすい技術となった。
できること
端末操作者が移動せずとも、端末から比較的高精度な距離情報を得られる。
空間や物体をマッピングして3Dデータを作成できる。
苦手、弱点
透明な物体
光の反射が強い物体
動く物体
大きすぎる物体、小さすぎる物体(iPhone/iPadが民生品ゆえの性能限界)
Appleストア公開アプリ
「Scaniverse」アプリ:こんなことができるのかというのが大体わかる。無料。
「計測」アプリ:Apple純正の現実距離測定アプリ。Lidarを使うことでLidar非搭載機よりも精度が高いらしい。
ソース
下記サンプルソースをgit cloneすることでXcodeから簡単に実行することができた。
感謝。
参考リンク
筆者の所感
3Dデータ、土木、不動産、大型動産などを扱う職業の人には便利なツールだと思う。
筆者の職業領域には現状では使い道が思いつかない。
ストア公開済みアプリを面白く使わせてもらうことにする。