webアプリ開発をしていますが、自分のwebアプリケーションをIPv6アクセスに対応させました。
##どれくらいのアクセスがIPv6になったの?
Google Analytcisのカスタムディメンション機能とjavascriptを使って実際どのくらいのアクセスがIpv6でアクセスしてくるか見てみました。
そうすると、全体で約3割がIPv6アクセスでした。(1日6000くらいのユーザー数は最低でもいるので毎日そんなに比率はブレません)
また、スマートフォンであっても、PCでも比率はほぼ同じです。
知らぬ間にスマートフォンもIPv6アクセスが増えているようです。
##IPv6のメリットは?
IPv6に対応してもユーザーメリットないんじゃね?ってよく聞きますけど、例えば家にフレッツ光引いてるユーザーがいて、wi-fi経由でスマホにてアクセスしている場合、網終端装置のつまりによりIPv4アクセスだと重い可能性があります。
その場合、IPv4にしかwebアプリが対応していないと、IPoE対応のルーターを入れていない限り遅いはずです。ここにいるようなリテラシーが高い人はIPoEを導入しているでしょうが、一般の人はあまり導入していないと思っています。そんな場合でもIPv6でサービスを提供していれば、IPv6のアクセスは混んでいないので早いのでは?と考えています。
(私の家の環境では、IPoE非対応のルーターでもGoogleはIPv6経由なのかサクサク、それ以外のサービスが遅いとか起きていました)
一応そうすればカスタマーエクスペリエンスは向上するのでは?と考えています。
##導入大変なんじゃないの?
サーバー側でIPv6に対応する設定とネームサーバーの設定を入れるだけで対応できました。
cakephp2系でアプリケーション作っていますが、アプリ側の対応はほぼ不要でした。
(唯一対応が必要だったのが、書き込み元IPを記録するデーターベースの対応文字数を拡大すること...でした)
##みんななんで対応しないの?
別に設定大変じゃないしなぜみなさん対応しないんでしょう...?
それとも私は何か重大な見落とし(=デメリットに気づいていない)しているのでしょうか...?