はじめに
こんにちは、なにわかメソッドです (@Naniwaka-Method) です!
今回は、プログラミング初心者・初学者の方がスムーズにプログラミングの世界に入れるような記事をお届けします
専門用語が多くて難しい?
プログラミングを始めたばかりの人は、専門用語の多さに驚くことが多いですよね。
「変数」「関数」「属性」「メソッド」など、聞き慣れない単語が次々と出てきます。
そこで今回はプログラミングが「魔法」と似た性質を持っていることを活用し、
少しでも分かりやすく理解できるように解説していきます。
プログラミングは魔法のよう
プログラミングと魔法には共通点があります。
それを実感するために、まずは文字を出力してみましょう。
実際にコードを書いてみる
コンソール(画面)に「Hello World!」を表示するプログラムを書いてみます。
コード
System.out.println("Hello World!");
実行結果
Hello World!
無事「Hello World!」と画面に表示されました。
魔法とプログラミングの共通点
ここで、ファンタジー作品に登場する魔法を思い浮かべてみてください。
例えば、『葬送のフリーレン』に出てくる魔法「魔族を殺す魔法(ゾルトラーク)」他にも「だいたいなんでも切る魔法(レイルザイデン)」や「花畑を出す魔法」などがあります。
このような魔法があるなら、プログラミングの System.out.println も「画面に文字を表示する魔法」と考えられないでしょうか?
この考え方をすることで、難しそうに見えた System.out.println も単なる「魔法」だと捉えられるようになります。
これで今まで流れ作業で書いていたSystem.out.println
について少しだけ理解できたかと思います。
魔法を分解して考えてみる
魔法を分解してみる
魔法を分解すると 「詠唱」 と 「発動」 に分けられます
詠唱:魔法・呪文を唱える
発動:唱えた魔法の効果が発動する
プログラミングで考えると
詠唱:コードを書く
System.out.println("Hello World!");
発動:画面に出力される
これなら、プログラミングがどんな仕組みで動いているのか、感覚的に理解しやすくなりますね。
もし詠唱にミスがあると...
魔法であれば不発だったり失敗しますよね
プログラミングでも同様の事象が起こります
詠唱を間違えてみる
例えば、次のコードでは println を書き忘れてみます
//printlnを書かないでみる
System.out("Hello World!");
エラーが(失敗)起こる
このように、正しい「詠唱(コード)」を覚えることが大切です。
おわりに
このように、プログラミングは魔法のような特性を持っていると考えると「難しそう……」と思っていたものが少し身近に感じられるのではないでしょうか?
そして、この「魔法」はプログラミングの世界では「関数」や「メソッド」と呼ばれます。
Webサイト、ツール、ゲームなども、こうした小さな「魔法(関数・メソッド)」の積み重ねで動いています。
プログラミングに苦手意識を持っている方も、「魔法を覚える」つもりで取り組んでみると、きっと楽しくなってきますよ!