ServiceNowの新バージョンであるUtahが正式にリリースされました。
Employee Centerの新機能である「トピック ページの新しいコンテンツを追跡する」を使用してみた結果をまとめました。
簡単に言うと、コンテンツを新規で作成すると、スケジュールジョブで自動的にトピックページに紐づけしてくれる。という機能です。
トピック ページとは
トピックページとは、以下の画面です。
通常メニューにてカテゴリをトピックと紐づけることで、カテゴリの中のカタログアイテムが、Employee Centerに表示されます。
事前準備
taxonomy_adminロールが必要です。
プラグインのインストールは不要です。
スケジュールジョブを利用して、トピックページに新しいコンテンツを追加する
スケジュールジョブを使用して、トピックページに追加できる新しいコンテンツの紐づけが定期的に実施されるようにします。
1.アプリケーションメニューより、All > System Definition > Scheduled Jobsを開いて検索
Name:Surface New Unconnected Content of Categories
2.スケジュールジョブの設定
Time:任意の時間
Run this script:そのままでも良いですが、下記画像のように「gs.log("スケジュールジョブ");」を入れておくと後にシステムログ上で確認ができます。
3.カタログアイテム新規作成
該当のトピックページ(All > Content Taxonomy > Topics)を開き、関連リスト「Catalog and knowledge categories」に紐づけられているカテゴリのカタログアイテムを新規で作成します。
4.スケジュールジョブの実行
スケジュールジョブが実行されると、トピックページの上部にポップアップが表示されます。
同時に、関連リスト「Catalog and knowledge categories」の「Available content for association」の数に、新規作成したアイテムの数が表示され、コンテンツがトピックページに紐づけられます。
5.画面表示
Employee Centerにアイテムを表示させるため、関連リンク「Check for new content in categories」をクリックします。
追加するアイテムの行にチェックを入れ、「Add content to topic」をクリックします。
6.動作確認
Employee Centerのトピックページにアイテムが追加されています。
おわりに
ポータル画面にEmployee Centerを採用されている方は大いに利用する機能だと思います。
また、現在は採用していないという方も、ServiceNowとしてはEmployee Centerの利用が推奨されているので、是非試してみても良いかと思います。