はじめに
「WebDeployを使用してVisual Studioから発行する」の記事の続きとして書いています
前回は「発行の有効化」設定で、ユーザーにサーバーのWindowsローカルアカウントを指定しましたが、IISでのみ有効なアカウントを作成し、「発行の有効化」設定で指定することができます。
ここでは設定の手順をまとめます。
手順
WindowsServer2008R2環境設定
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管理サービスの設定を変更する
- 管理 -> 管理サービスの資格情報の識別を「Windows資格情報またはIISマネージャー資格情報」に変更する
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IISマネージャーユーザーを作成する
- 管理 -> IISマネージャーユーザーでユーザーの追加を選択する
- ユーザー名とパスワードを入力し、OKボタンを押下
画像ではユーザ名「webdeploy」
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IISマネージャーのアクセス許可を設定する
- 管理 -> IIS マネージャーのアクセス許可でユーザーの許可を選択する
- IISマネージャーから2.2で作成したIISマネージャーユーザーを選択する
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発行の有効化を設定する
前回と異なる所は以下の点です
- 「発行アクセス許可を付与するユーザーを選択します」の項目を2.2.で作成したユーザーを指定する
VisualStudio2017(Windows10環境)操作手順
- Visual Studioから発行する
前回と異なる所は以下の点です
- 発行の設定のユーザー名とパスワードを2.2.で作成したユーザーを指定する