#はじめに
WindowsServer2008R2環境のIISを利用してWEBサイトを公開する手順をまとめます
これはとりあえずWEBサイトを公開した状態にすることが目的であり、設定が十分であるかは考慮していません。
WEBサイトは文字列を表示するだけなものを前提としています。
1.IISでWEBサイトを公開する
ここでは事前に発行したWebアプリケーションのファイルが用意できている場合に、IISでWEBサイトを公開するまでの手順を説明します。
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役割の追加からWEBサーバー(IIS)をインストールする
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役割サービスの追加から以下の項目をインストールする
項目はIISインストール時にデフォルトでチェックがついている項目です- HTTP基本機能
- 静的なコンテンツ
- 既定のドキュメント
- ディレクトリの参照
- HTTPエラー
- 状態と診断
- HTTPログ
- 要求の監視
- セキュリティ
- 要求フィルター
- パフォーマンス
- 静的なコンテンツの圧縮
- 管理ツール
- IIS管理コンソール
※ WEBサイト構築に不要な役割がある可能性があります
- HTTP基本機能
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IISにサイトを追加する
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.NET Frameworkバージョンの変更する (アプリケーションプール)
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発行したファイルをフォルダに格納する
- 1.3.2.で指定した物理パスのフォルダに、事前に発行したファイルを格納する
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サイトを開始する
- IISマネージャーの「Webサイトの管理」から開始する
以上で設定終了です
表示するファイルが「pagefirst.aspx」であれば
ブラウザからhttp://IPアドレス/pagefirst.aspx
(ローカル環境ならhttp://localhost/pagefirst.aspx) で表示できます
2.Visual StudioでWebサイトを発行する
ここではVisualStudio2017の環境でWebアプリケーションを発行する手順を説明します。