7
6

More than 5 years have passed since last update.

IISを利用してWEBサイトを公開する

Posted at

はじめに

WindowsServer2008R2環境のIISを利用してWEBサイトを公開する手順をまとめます
これはとりあえずWEBサイトを公開した状態にすることが目的であり、設定が十分であるかは考慮していません。
WEBサイトは文字列を表示するだけなものを前提としています。

1.IISでWEBサイトを公開する

ここでは事前に発行したWebアプリケーションのファイルが用意できている場合に、IISでWEBサイトを公開するまでの手順を説明します。

  1. 役割の追加からWEBサーバー(IIS)をインストールする
  2. 役割サービスの追加から以下の項目をインストールする

    項目はIISインストール時にデフォルトでチェックがついている項目です

    • HTTP基本機能
      • 静的なコンテンツ
      • 既定のドキュメント
      • ディレクトリの参照
      • HTTPエラー
    • 状態と診断
      • HTTPログ
      • 要求の監視
    • セキュリティ
      • 要求フィルター
    • パフォーマンス
      • 静的なコンテンツの圧縮
    • 管理ツール
      • IIS管理コンソール

    ※ WEBサイト構築に不要な役割がある可能性があります

  3. IISにサイトを追加する

    1. 「サイト」を右クリックして「Webサイトの追加」を選択する
    2. 「サイト名」「コンテンツディレクトリ - 物理パス」を入力する
      今回はサイト名を「minimum」とした
      001.png
  4. .NET Frameworkバージョンの変更する (アプリケーションプール)

    1. 作成したサイトのアプリケーションプールを選択し、.NET Frameworkバージョンを「v4.0.30319」に変更する
      002.png
  5. 発行したファイルをフォルダに格納する

    1. 1.3.2.で指定した物理パスのフォルダに、事前に発行したファイルを格納する
  6. サイトを開始する

    1. IISマネージャーの「Webサイトの管理」から開始する

以上で設定終了です

表示するファイルが「pagefirst.aspx」であれば
ブラウザからhttp://IPアドレス/pagefirst.aspx
(ローカル環境ならhttp://localhost/pagefirst.aspx) で表示できます

2.Visual StudioでWebサイトを発行する

ここではVisualStudio2017の環境でWebアプリケーションを発行する手順を説明します。

  1. ソリューションエクスプローラーのプロジェクト名を右クリックし、発行を選択する
    005_01.png

  2. 「フォルダー」を選択し、出力先のフォルダーを指定する
    101.PNG

  3. 発行ボタンを押下すると、発行が実行されて出力先にファイルが生成される
    また、FolderProfile.pubxmlというプロファイルが作成され、発行時の設定が保存される
    102.PNG

7
6
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
6