はじめに
外部から大学の研究室のPCにsshでアクセスする際など、いくつかのサーバを経由して接続する場合、sshのコマンドを何回も打つ必要があります。毎回コマンドをたたくのは面倒なので、設定ファイル(~/.ssh/config
)を編集してGUIでアクセスできるようにしたいと思います。
~/.ssh/config
結論から言うと以下のようになります。
※ 二段階接続の場合
# 踏み台サーバー(Bastion)の設定
Host bastion
HostName bastion-server-ip-or-hostname
User bastion-user
# ターゲットサーバーの設定
Host target
HostName target-server-ip-or-hostname
User target-user
ProxyJump bastion
ローカル -> bastion -> targetといった流れで接続します。
ここで ProxyCommand
を用いて行われている記事が多いですが、レガシーな書き方でありProxyJump
の方が簡潔なため採用しています。
vscode remote-ssh
vscodeの拡張機能にある Remote Development というパッケージをインストールします。(vscode上でctrl+shift+x
を押すことで拡張機能を開くことができ、そこから Remote Developmentと検索することでパッケージが出てきます)
Remote Developmentの扱い方は他の記事でやり方がたくさん出てくるため詳しくは説明しませんが、インストールするとvscodeの左側のアイコンの列にリモートエクスプローラーというアイコンが作成され、そこからGUIでsshログインをすることができます。
Remote Developmentの使い方:https://blog.future.ad.jp/vscode_remote_development
参考