#####第一回目が2018年9月29日(土)に実施されました。
第二回目は2019年2月23日(土)に実施予定です。
##E(エンジニア)資格とは
ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力を持つ人材向けの資格です。
日本ディープラーニング協会の資格は2種類あります。G検定とE資格。
ディープラーニングに関する知識を有し、事業活用する人材(ジェネラリスト)と、ディープラーニングを実装する人材(エンジニア)の育成を目指します。各々に必要な知識やスキルセットを定義し、資格試験を行うとともに、協会が認定した事業者がトレーニングを提供します。
各々年二回実施予定。
日進月歩する技術であることから、検定・資格実施年毎に実施年号を付与する。
引用:日本ディープラーニング協会 http://www.jdla.org/business/certificate/
G検定は受験資格に制限がないため気軽?に受けられますが、E資格は受験するために条件が設定されています。
##概要など
概要:ディープラーニングを実装するエンジニアの技能を認定する
受験資格:JDLA認定プログラム※1を修了していること
試験概要:120分の会場試験にて、小問106問の知識問題(多肢選択式)を出題
試験会場:全国の指定試験会場から、お申し込み時に選択
出題問題:シラバスより、JDLA認定プログラム修了レベルの出題
試験日:2019年2月23日(土)13:00開始または15:30開始(時刻はお申し込み時に選択)
受験料: 一般 32,400円(税込)、 学生 21,600円(税込)、 JDLA正会員・賛助会員 27,000円(税込)
申込期間:2019年2月2日(土)〜2月16日(土)※更新されておらず前回を参考に予想。
申し込むためには、『受験申込コード』が必要です。※2
※1JDLA認定プログラムは、高等教育機関や民間事業者が提供する教育プログラムで、当協会が別途定める基準およびシラバスを満たすもの。
※2お申し込みには、協会から発行される「受験申込コード」が必要になります。このコードは、協会が認定プログラム運営事業者様から受領した講座修了者名簿に従い、協会から直接メールで送付されます。
引用:日本ディープラーニング協会 http://www.jdla.org/business/certificate/
##JDLA認定プログラム一覧
①現場で使えるディープラーニング基礎講座
認定番号:00001
講座形態:ハンズオン@東京、大阪、名古屋、オンライン
運営会社:スキルアップAI株式会社
詳細ページ:https://www.skillupai.com/deep-learning
②機械学習オンライン/ディープラーニングオンライン
認定番号:00002
講座形態:オンライン
運営会社:株式会社zero to one
詳細ページ:https://zero2one.jp/#courses
③現場で潰しが効くディープラーニング講座
認定番号:00003
講座形態:ハンズオン@東京(リモート参加可能)
運営会社:株式会社ナトフ 共催:アイスタディ株式会社
詳細ページ:http://study-ai.com/jdla/
④AI_STANDARD for Engineering
認定番号:00004
講座形態:オンライン
運営会社:株式会社STANDARD
詳細ページ:https://www.ai-standard.jp/
⑤AIジョブカレ ディープラーニング講座
認定番号:00005
講座形態:ハンズオン@東京、大阪、福岡
運営会社:エッジコンサルティング株式会社
詳細ページ:https://www.aijobcolle.com/dl/
引用:日本ディープラーニング協会 http://www.jdla.org/business/certificate/
##認定プログラム比較①
上の①から⑤までのプログラム認定会社を比較してみました。
・・・が、②と④については、ほとんど情報が得られませんでした。
ですので、①・③・⑤の3社を比較することにします。
①現場で使えるディープラーニング基礎講座 | ③現場で潰しが効くディープラーニング講座 | ⑤AIジョブカレ ディープラーニング講座 | |
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運 営 | スキルアップAI株式会社 | 株式会社ナトフ | エッジコンサルティング株式会社 |
オフライン(座学) | ○ | ○ | ○ |
オンライン | ○ | ○ | ○ |
質問対応 | ○ | ○ | ○ |
受講生募集 | 募集中 | 募集中 | 募集中 |
座学開催地 | 東京・名古屋・大阪 | 東京・大阪 | 東京・大阪・福岡 |
説明会 | ○ https://www.skillupai.com/deep-learning | ○ http://study-ai.com/jdla/ | × 記述無 |
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##認定プログラムの比較表②
受講期間や受講費用に関して、応用数学や機械学習を受講する・しない場合を選択するにあたって、調べてみたらなかなか難解だったので、別表でまとめてみました。
##感想
まとめてみて思ったことは次のとおり。
・ディープラーニングのみの講座だけで良いレベルの人は安く済む。
・応用数学や機械学習の講座も受けなければならない人は金額が跳ね上がる場合があるので要注意。
・どの講座も、シラバスに準拠していて協会から認定されているため、それぞれの内容にそこまで大差はない、はず。
・講師陣に関して、どの講師も優秀な経歴や実績をもった方がいる中、③現座で潰しが効くディープラーニング講座の講師にkaggle masterの称号を持っている人がいるのには驚いた。そういう人に教えてもらえるのは今後にプラスになるかもしれない。
※kaggleについて調べる kaggle( Wikipedia)
日本初という、ディープラーニング資格のE資格試験も9月29日に終わり合格通知も出ている頃だし、各社の結果を知りたいものです。