17
29

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

BotKitを利用したSlack Botの開発環境を5分~15分位で構築する(Windows)

Last updated at Posted at 2016-10-16

前提

  • タイトルにもある通りOSはWindows
  • SlackでTeamが作られていること
  • Gitがインストールされていること

1. SlackでBot Usersの作成

https://yourTeamName.slack.com/apps
※yourTeamNameは自分のチーム名に読み替える
へアクセスして、「bots」で検索。
1.png

一番上に表示された「Bots」を選択して次の画面で「Add Configuration」ボタンをポチる。

2.png

「username」に任意の名前を入力して(これがBotの名前になる)、「Add bot integration」ボタンをポチる。ちなみに「username」に日本語は設定できない。

3.png

Botの設定画面でBotのアイコンだったりをカスタマイズする(これは必須ではない)。API Tokenは「4.サンプルBotの動作確認」で必要になるので控えておく。最後に一番下の「Save Integration」ボタンをポチる。

以上で終了。作成したBotは、「/invite @設定したBotの名前」でチャンネルに招待できる。

2. node.jsのインストール

BotKit は Node.js のアプリケーションとして動作するのでnode.jsを入れる必要がある。

https://nodejs.org/en/
からnode.jsをDLしてきてインストールする。基本的に全てデフォルト設定のままインストールを進めてしまって問題ない。
インストールが完了したら、念のためちゃんとインストールされていることを確認する。コマンドは以下。

node --version

4.png

node.jsと一緒にnpmもインストールされているので、それの確認もする。
npmとは
コマンドは以下。

npm --version

5.png

3. BotKitのインストール

BotkitはGithub上で公開されているのでcloneして入手する。cloneしたいディレクトリへ移動して以下のコマンドでcloneする。

git clone https://github.com/howdyai/botkit.git

botkitディレクトリへ移動して依存パッケージをインストールする。

cd botkit
npm install

4.Botのサンプルコマンドの動作確認

Botkitにはサンプルコマンドがいくつか用意されているので、インストールしたBotkitを起動して動作確認してみる。以下のコマンドで起動する。

set token=YOUR_API_TOKEN
node slack_bot.js

無題.png

※YOUR_API_TOKENは、Botの設定画面で控えておいたAPI Token

/invite @your_bot_name
でbotを任意のチャンネルに招待して、
@your_bot_name hello
とBotに話かけてみる。すると、以下のような感じでサンプルコマンドに反応してBotが返事をくれる。

6.png

なお、サンプルコマンドは、botkit/slack_bot.jsの「controller.hears」の第一引数。
※helloの他に、hi、what is my name、who am i、、等が存在する。詳細はソースを見てみるとよい。

最後に

node.jsをDLしたり等、ネットワーク環境により若干前後はあるものの、ここまでで大体5分~15分位でできると思う。また、基本的にslack_bot.jsに自作コマンドを作っていくことになるかと思うが、エディタは秀丸でもSakuraでもWebStormでも何でもいいと思う。

参考

http://toach.click/slack-botkit/
http://joesbar.blog.jp/archives/1058864418.html

17
29
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
17
29

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?