はじめに
以前、アウトプット大全を読んだのですが、これによると、2週間に3回使った情報は長期記憶される、とのことです。言い方を変えると、インプット(読書、Web記事読む、人から話を聞く)をどれだけ繰り返しても使わない限りそれらの情報は脳内から忘れ去られる、ということです。何となくわかる気がします。本記事では、エンジニアがインプットするメリットとアウトプットするメリットを書いてみようと思います。
インプットするメリット
1.理解力が高まる
補足:理解力が高まる、とは(自分的の解釈では)本質を短い時間で理解する力が高まる、ということです。書籍を読む、人の話を聞く、これらを繰り返す中で、本質を理解しようと頭を使えば使うほど理解力が高まります。
2.単純に知識が増える
これは言わずもがなです。
アウトプットするメリット
1. 頭の中が整理される
補足:情報をインプットしても意外と理解度がチグハグだったり、点と点の状態でしっかりと全体像を捉えて理解できていないことが多々あります。
2. 物事をロジカルに考えられるようになる
補足:アウトプットするにはまずは枠組み(章立て)から考えていくのが一般的です。そういった順序を組み立てることは、物事をロジカルに考えるのに非常に有用となります。
3. 文章でのコミュニケーション能力が向上する
補足:人に見てもらうケースの場合、「理解してもらう」必要があるので、そこを常に意識しながら書くことで、自然と文章でのコミュニケーション能力が向上します。
4. 後で見返すことができる
補足:聞いただけの情報は数日後には必ず忘れます。貴重な時間を割いて仕入れた情報は忘れてもいいように(後で見返して思い出すことができるように)しておく必要があります。
5. 必ず誰かの役に立つ
補足:自分がアウトプットした情報を見て誰かが問題を解決できたりそれに共感してその誰かもアウトプットをし始めて、、、、の連鎖って素晴らしいと思います。
※Qiitaや個人ブログに助けられた経験は誰にでもあるハズ。
6. 評価される
補足:「〇〇を学習する」という目標を立てても、それに対するアウトプットがないと評価ができないケースがあります(「〇〇を学習しました!」と言われても、何を見て評価をすれば良いかわからない)。学習した内容を技術ブログに書く、Githubにソースを公開する、社内勉強会を開催する等、アウトプットの方法は様々ですが、こういった行動を起こさないと評価しにくくなります。
7. エンジニアとしてのプレゼンスが向上する
補足:Qiitaや個人ブログにアウトプットすると、「おっ、よくわからんけどなんかアイツ知ってそう、スゲエ」ってなる。その結果、仕事の幅が広がる(と思う)。
※これは完全に自分のエゴ。
以上です。