GitHubを使用して開発を行う際の手順を示します。
また、下記に公式リファレンスがありますので確認してみてください。
https://docs.github.com/ja/get-started/quickstart/github-flow
また、今回の開発環境は以下になります
・OS:Windows11
・Ubuntu on WSL2 (Windows Subsystem for Linux 2)
1. ローカルにブランチを新規作成、切り替え
新しいブランチを作成し、そのブランチに切り替えます。
git checkout -b feature-branch
このコマンドで、新しいブランチ(feature-branch
という名前の例)を作成し、そのブランチに切り替えています。
2. 任意のファイルの変更
ファイルをエディタで開いて、必要な変更を加えて保存してください。
3. 結果をコミット
変更したファイルをステージングエリアに追加し、コミットメッセージとともにコミットを作成します。
git add <変更したファイルのパス>
git commit -m "コミットメッセージ"
4. GitHubに作成したブランチで変更をプッシュ
ローカルのfeature-branch
ブランチの変更を、リモートリポジトリ(GitHub)の同じブランチにプッシュします。
git push origin feature-branch
5. GitHubを開き、作成したブランチからmainブランチへのプルリクエストを作成
GitHubのリポジトリページを開いて、「Pull Requests」タブをクリックし、「New Pull Request」ボタンを押します。次に、「base: main」と「compare: feature-branch」を選択して、「Create Pull Request」ボタンをクリックします。
6. 変更内容を確認し、GitHub上で変更をマージ
プルリクエストページで変更内容を確認し、問題がなければ、「Merge Pull Request」ボタンをクリックしてマージします。
7. GitHub上の作成したブランチを削除
マージが完了したら、「Delete branch」ボタンをクリックして、GitHub上のfeature-branch
ブランチを削除します。
8. ローカルリポジトリのブランチをmainブランチに切り替え
git checkout main
9. リモートリポジトリのmainブランチの内容をローカルリポジトリのmainブランチに取り込む
git pull origin main
10. ローカルリポジトリの作成したブランチを削除
git branch -d feature-branch
ただし、もしローカルのブランチがリモートリポジトリにマージされていると認識されていない場合、-d
オプションでは削除できません。その場合、-D
オプションを使って強制削除します。
git branch -D feature-branch
強制削除は注意が必要です。未マージの変更が失われる可能性があるため、本当に削除しても問題ないか確認してから実行してください。
まとめ
これらの手順を繰り返すことで、開発を効率的に進めることができます。新しい機能や修正を開発する際には、手順1からスタートし、プルリクエストの作成とマージを繰り返してください。これにより、コードの変更がチーム内で共有され、問題が検出されやすくなります。