Yokohama.rb で話題になったことと、別に話題にはなってないけど勝手にやってたこと。

inject に :+

[1,2,3].inject(:+) => 6

inject だけは &:+ ではなく :+ でよいらしい。

each_with_index と each.with_index

%w( a b c ).each_with_index(2).to_a #=> ArgumentError
%w( a b c ).each.with_index(2).to_a #=> [["a", 2], ["b", 3], ["c", 4]]

each_with_index には初期値が入れられないけど、with_index には初期値を入れられる。

「ラショナル」のような感じ。「レイショナル」だと思ってた。とほほ。

10.remainder( -3 ) # => 1
(-10).remainder( -3 ) # => -1
(-10).remainder( 3 ) # => -1
(-10) % 3 #=> 2

常に正の剰余を返すのが便利なので、普通は remainder ではなく % を使えばいいのか。

10.quo 2 #=> (5/1)
10.0.quo 2 # => 5.0
Complex(12,3.4).quo(56) # => ((3/14)+0.060714285714285714i)

Float の quo が役に立つ場面が思いつかない。
Complex については、まあそうするしかないと思うけど、役に立つ場面が思いつかない。

x=2
-x.abs #=> -2 ( - は単項演算子 )
-2.abs #=> 2 ( - はリテラルの一部 )
- 2.abs #=> -2 ( マイナスのあとに空白があると、単項演算子 )
-0x2.abs #=> 2 ( 16進数リテラルでも - はリテラルの一部 )

-x.abs は -(x.abs) だけど、 -2.abs は (-2).abs になるという罠。

:a.succ # => :b
:x.succ # => :y
:z.succ # => :aa

役に立つ場面はあまりないと思う。