Android Studio 4.1 の Layout Editor で地味に便利になった機能をいくつか紹介しようと思います。
⚠️この記事を書いている 2020/6/11 現在、Android Studio 4.1 はベータ版であり、正式版のリリースまでに変更されている可能性があります⚠️
また、Layout Editor 以外の改善点は What's new in Design Tools の動画で紹介されているので、合わせて見てください。
Custom View Preview
Code Editor に Custom View のプレビューが表示されるようになりました。
また、プレビューのサイズが可変になっているのでレイアウト崩れの確認もすることができます。
Visibility の設定方法の改善
Layout Editor で View のツリーから Visibility の設定が簡単に行えるようになりました。
tools の Visibility もここで設定することができます。
tools: の切り替えができるように
新たに tools:
で指定したものをプレビューに表示・非表示を切り替えるボタンが追加されています。
tools:
で設定していたために実際のコードに指定を忘れていないか確認できます。
Constraint Layout Helper が使いやすくなった
Layout Editor の Palette から使える Constraint Layout Helper の種類が増えました。
また、View を選択した状態で Helper を追加すると View へ参照した状態で Helper を追加してくれます。
アセット周りの改善
コードの行番号付近のすでに設定されている画像リソースからポップアップで画像リソースを選択できるようになりました。

Vector Asset で選択する Material Icon が最新のアイコンが使えるようになったので、新しいアイコンを Web からダウンロードしなくても済むそうです。
Accessibility Test Framework integration
アクセシビリティの確認するライブラリの統合が予定されているそうです。
Android Studio 4.1 では他にも Navigation Editor で DeepLink の細かな設定ができるようになったり、Motion Editor で Transition のパラメータ変更や微調整の改善がされているそうで、正式版が楽しみですね。