初めに
いろいろな記事の寄せ集めです。備忘録的に。
なうな言語であるKotlinの環境をWindows側で構築したい、けどVisualStudioCodeのIntegrate TerminalではWSLのUnix Terminal使いたい人向けの記事です。
前提環境
- VisualStudio Code 1.27.2
- Windows10 1803
- Kotlin1.2.71-release-64
- WSL(Debian)
環境構築
Kotlin導入
まずこれを入れなきゃ始まらない。
GitHub から環境に合うものをダウンロード・展開します。
適当な場所(C:\Program Files\kotlinc
など)においてください。
PATHを通します。上記の場合は環境変数にC:\Program Files\kotlinc\bin
へのPATHを追加します。
まずはコマンドプロンプトで動作確認
コマンドプロンプトで kotlin -version
と入力し、バージョン情報が表示されるかを確認します。
WSL側にもPATHを通す
WSLに上記のbinディレクトリへPATHを通します。
$vim ~/.profile
export PATH=$PATH:/mnt/c/Program\ Files/kotlinc/bin
ここが少しだけ重要だったりします。通常のLinuxのファイルパスにはスペースが入らないので\(バックスラッシュ)でエスケープする必要があります。 MSもよくこんなガバガバOSにUnixターミナルなんかつけよったな
WSLからコマンドを実行できるようにする
WSLの.bashrc
あたりにaliasを書けば問題ないように見えますが、Windows版Kotlinはbatファイルなのでそのままで実行するともれなく1行目の@echo off
で撃沈します。さすがにMSも対策を打っていてbashからCMDを実行することでこれを回避できます。
$vim ~/.bashrc
alias kotlin = "cmd.exe /c kotlin"
alias kotlinc = "cmd.exe /c kotlinc"
---以下略---
こんな感じで追加します。
おしまい
これにより何とかWSLでWindows環境のKotlinを実行することができました。そもそもこんな変なことをする人がいるかはわからないですが。
参考
https://qiita.com/toastkidjp/items/16ca39cc83e888a95256
https://qiita.com/python_walker/items/41894c952ee06b018994
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1805/31/news052.html