開発環境?ピンとこない…というど素人がRailsチュートリアルを実施しました。
困ったこと、迷ったことなどを踏まえてまとめて振り返りを行います。
■実施バージョン :Rails 4.2(第3版)
■使用PC :MacBookPro (10.12.3)
■環境構築 :ローカル
##開発環境の構築手順リスト
MacにはRubyが最初からインストールされている為、リストにはありません。
順番 | 対象ツール | 理由 |
---|---|---|
① | Xcode | コードを記述、編集する為 |
② | Homebrew | Mac OS上で動くパッケージ管理システム ターミナルから簡単にソフトウェアをインストールできるようにする為 |
③ | Git | プログラムソースなどの変更履歴を管理する為 |
④ | RVM | Ruby Version Manager Rubyの複数のバージョンを管理する為 |
⑤ | Rails | Rubyで書かれたWebアプリケーションフレームワークの為 |
①〜⑥まで、順を追ってインストール作業を行います。
詳細は下記に続きます。
##①:Xcodeのインストール
#####■これは何?
Apple社が提供している、Apple製品のアプリケーション開発に特化している開発ツール(ソフトウェア)です。
#####■インストール方法
Apple社製の製品のため、App Storeよりインストールします。
インストールにはApple IDが必要です。
Apple IDを取得するには、クレジットカード情報が必要です。
アプリケーションアイコンがデスクトップなどに表示され、可視できます。
##②:Homebrewのインストール
#####■これは何?
パッケージ管理システム。
対応しているパッケージをターミナルを経由して直接インストールできる。
Webページを経由せず、欲しいパッケージのバージョンまで指定してインストールできるので効率的。
#####■インストール方法
公式サイト
https://brew.sh/index_ja.html
ターミナルからコマンドを入力してPCへインストールします。
アプリケーションアイコンは存在せず、不可視です。
##③:Gitのインストール
#####■これは何?
PC上でファイルなどのドキュメントを変更した際の情報を記録し、変更履歴の差分を管理するためのバージョン管理ツール。
新規作成、編集、削除とあらゆる状態変化が記録対象となる。
#####■インストール方法
公式サイト
https://git-scm.com/
どうでしょう、英語だらけです。英語ができなければインストールするのにも一苦労です。
ですが、②でHomebrewをインストールしてあるので、ターミナルから簡単にインストールができます。
アプリケーションアイコンは存在せず、不可視です。
$ brew install git
$ git version
git version x.x.x
このあとは、Gitの設定を行います。
設定情報はユーザーのホームディレクトリに作成される「.gitconfigファイル」に記録されます。
ユーザー名とメールアドレスを設定します。
$ git config --global user.name "<ユーザー名>"
$ git config --global user.email "<メールアドレス>"
ターミルナルでgitコマンドを入力した際、出力結果をカラーリングするように設定します。
$ git config --global color.ui auto
gitコマンドはエイリアス設定ができます。
別名(エイリアス)を設定して長いコマンドを省略し効率化を目指します。
下記は「checkout」を「co」と別名付けをしています。
$ git config --global alias.co checkout
##④:RVMのインストール
#####■これは何?
Rubyのバージョン管理を行います。
Rubyは進化の早い言語です。
開発時は最新バージョンでも、少し経過したら最新バージョンではなくなるということもあります。
どのバージョンを利用したアプリケーションでも対応できるよう、複数のRubyバージョンを管理する必要性があります。
#####■インストール方法
Mac OSには最初からRubyがインストールされています。
Rubyの持っているgemからRVMのインストールできます。
もちろん他にもインストール方法はありますが、簡単な方法選びましょう。
アプリケーションアイコンは存在せず、不可視です。
$ gem install rvm
エラーが出る場合は下記を試してください。
$ sudo gem install rvm
##⑤:Railsのインストール
こちらは、Rails Tutorialに記述があります。
アプリケーションアイコンは存在せず、不可視です。
1.2.2 Railsをインストールする
https://railstutorial.jp/chapters/beginning?version=4.2#sec-installing_rails
##最後に
これで一通りの開発環境の構築が終わります。
開発環境?何からインストールして、全部でどれだけ作業すればいいの?
構築中だけどあとどれくらいあるの?いまどれくらいできてるの?
というように、手探り状態で迷子になってしまった経験があるのでまとめてみました。
参照サイト:
②Homebrew
http://original-game.com/homebrew/