はじめに
プレスリリースを打ってはいるけれど、問い合わせが少ない、メディアに取り上げられる数が少ないと悩んている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、メディアに取り上げられる、継続的に引用されるプレスリリースの配信方法について解説します。
タイトルは短く不足情報はサブタイトル
プレスリリースのタイトルは、少なくとも1行に収まる程度にしましょう。なぜかというと、記者は朝、たくさんのプレスリリースをチェックしますが、タイトルがわかりにくく、内容が一度で把握できないものは、記事として取り上げにくいからです。
ヤフーニュースのタイトルは13文字と決まっています。なぜなら13文字が、読者にとって短時間に情報を取得しやすい文字数だからです。
どうしも13文字に収まらないという場合は、タイトルはなるべく短めに、その下のサブタイトルに補足的な内容を含めるようにしましょう。
また、タイトルは「会社(または人)が、何をして(ユーザーに)どういうメリットがある」という内容になるようにしましょう。
アイキャッチ画像を入れる
せっかく素晴らしいプレスリリースを書いても、アイキャッチ画像がないと、記者の注目も、読者のエンゲージメントも下がってしまいます。プレスリリースにはインパクトのあるアイキャッチを入れるようにしましょう。
アイキャッチ画像は、製品やサービスを連想できるものが良く、可能であれば写真の上にプレスリリースのタイトルか製品やサービスの名称の文字を入れるようにしましょう。
内容は項目別に分けてわかりやすく
文章が、改行もなく長文がダラダラと書かれているだけでは、多くの読者が途中で離脱してしまいます。内容を項目別に分けて、文章を書くようにしましょう。
また、結論を先に書くようにすると、忙しい記者や読者に、内容を理解してもらいやすくなります。
文章は短く、3行程度で1行の改行を入れる
プレスリリース全体の文章が長すぎても、読まれない傾向があります。全体の文字数は、600文字~1,000文字以内にするとよいでしょう。また、プレスリリースの一文もなるべく短く、約3行ごとに、1行空けるようにすると読みやすくなります。
製品やサービスの内容を図解する
製品やサービスの内容が、一目でわかるような図を入れましょう。
忙しい記者や読者はプレスリリースの全文を読んでいる時間がありません。一目でわかる図を入れることで、内容が伝わりやすく、多くの人に取り上げてもらいやすくなります。
効果的な時間に配信する
プレスリリースを配信するのは、朝9時前が良いでしょう。なぜなら、毎朝、記者が出社して、プレスリリースを確認するのが朝9時だからです。忙しい記者は、朝から何百本、何千本とプレスリリースをチェックします。なるべく記者の目に留まりやすい時間帯に配信するようにしましょう。
まとめ
プレスリリースをただダラダラと書いていただけでは、メディアの注目度も上がりませんし、一般読者のエンゲージメントも上がりません。タイトルとアイキャッチ画像を工夫するだけでも、かなりの効果がありますので、ぜひとも参考にしてみてください。