秀丸エディタフリー制度
秀丸エディタは古くからあるとても高機能なテキストエディタです。
税抜き4000円のシェアソフトですが、いくらかの条件に当てはまれば無料で使用できる制度もあります。
秀丸エディタは、特定の条件に当てはまる場合に限り、期間限定で無料でご利用いただけます。
(中略)
フリー制度での利用を許可されても、利用条件に当てはまらなくなった時点で、無効になりますのでご注意ください。
対象となる個人/団体様は日本国内の方のみとさせていただきます。
こちらの想定してる「学生」とは異なる方の場合などで、フリー制度でのご利用をお断りさせていただく場合もあります。
アカデミックフリー個人
学生の方で金銭的に難儀している方
(注意:難儀していない方は当てはまりません。)
秀丸エディタフリー制度より引用
なお、
卒業後も秀丸エディタを継続してご利用くださる場合は、そのときに必ずお支払いいただくことになっています。
ということですので、生涯フリーではありません。
購入するか、学生時代にフリーソフトを開発し、フリーソフトウェア開発者枠で申請しましょう。
今は昔、Githubなどがなんてものもなく、個人でソフトウェアを公開するのがだいぶ困難だった時代です。
(Vectorとかね……)。
秀丸エディタとは
秀丸エディタは有料のシェアウェアです。
様々なソフトがサブスクリプションである昨今、買い切りなのがとても良いですね。
ごたごたした感じのソフトウェアを嫌い、最低限の機能があるのが好まれるので会社でも導入されていたのでしょう。今はもうVSCodeを使用するようになっているんですが、シンプルなiniファイルなんかをぱっと開くときは秀丸エディタです。
公式サイトは個人サイトのような佇まいです。
秀丸ディタはかなり息の長いソフトウェアで、なんたって初版は1995年7月29日!
アップデートはかなりしっかりされていて、2024年6月18日、最新の更新日は2024/04/15 Ver9.34です。
これほどの長い間、ソフトウェアがメンテナンスされているのは驚異的というほかありません。
秀丸エディタは、「テキストエディタ」であり、アンドゥ機能すらスカスカの「メモ帳」の次のステップとして間違いないです。
テキストエディタにできることはほぼできる、といってもいいんじゃないか。軽量で、動作はサクサク動きます。
これ以上となると開発環境となりそうです。
大ヒットを飛ばした買い切りソフトウェアでも、安定して開発が続き預けられるということはなかなかないと思います。メンテナンスが続かなかったり、1年もたたずに後継ソフトがでたりして実質メンテが終了したりするのが買い切りソフトの欠点だと思いますが、ほんとうに息が長い。
開発者さんのインタビューが面白いです。
老舗テキストエディタ「秀丸」開発者に聞くスタートアップ観(1)
https://coralcap.co/2022/05/hidemaru-01/
ほかの選択肢
サクラエディタ
プライベートではサクラエディタを使用してます。
普段使いのテキストエディタとして不足点はないです。
日本語の入力も問題ありません。
Visual Studio Code
Visual Studio Codeも候補のひとつです。
特にコーディングにおいてはもはや拡張機能を積み込んで開発環境というほかない。
使わないのはVisualStudioを用いた開発の時くらいですかね……。
それと、欠点は日本語のメモは取りづらいことだと思っています。UTF-8が前提になっている……。
マークダウンとかも、できなくはないのですが、それはまた別の(Obsidianなど)でやっています。