アイテム番号: ISO 9000
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: ISO 9000シリーズに定められる定義により、プロジェクトを管理してください。基本的な概念や用語に関しては、ISO 9000:2005を参照してください。
パフォーマンスに関しては、ISO 9004を、監査に関してはISO 19011を参照してください。
これらの手順は包括的なものであり、厳密に適用する必要はありません。
ISO 9001:2008の第三者認証制度を利用することで、ISOに適合していることを証明する認定を受けることができます。
説明: ISO 9000シリーズは、国際標準化機構(ISO)が定めた品質マネジメントシステムに関する一連の規格です。品質管理システムの基本概念、原則、および用語の定義を提供する文書です。
サイト-404で実施された応用技術者試験、「ソフトウェア開発技術者平成20年春期 午前問78」において、「JIS Q 9000:2006で規定されている妥当性確認はどれか。」という出題がなされました。
布川博士は「共通フレーム2007」や「JIS Q 27002」など、心当たりのないランダムな数字を問われる問題を暗記することに困難を感じていたため、「出題者が即興で作ったそれらしい定義がランダムに出題されているのであろう(思考停止)」と推測し、記述を確認し、日本語として妥当であろうという選択肢を選んでいました。しかし、財団の追跡調査により、これらは一貫性のある記述であることが判明しました。
これらが何らかの規格に基づいていることが検証されたため、財団は文書の収容を開始しました。以下は「ISO9000シリーズ」に関する記述です。
ISO 9000:2005(JIS Q 9000:2005)
目的: 品質管理システムの基本概念と用語の定義を提供
内容: 品質管理システムの基礎となる概念と原則を明示し、他の規格を理解するための基礎を形成
実験: 品質管理システムの基本概念と用語の定義を改変。
結果: 改変された定義が反映された。顧客重視->顧客重点など
布川「顧客重視 を猫の満足度重視 に改変するのはどうか?」
ISO 9001:2008(JIS Q 9001:2008)
目的: 品質管理システムの具体的な要求事項を規定
内容: 組織が品質管理システムを確立し、運用するための基準。これにより、組織は認証を取得できる
監査部門により却下。
布川:「この認定には3年ごとに更新が必要で、50万円以上はかかるらしい」
ISO 9004:2009(JIS Q 9004:2009)
目的: 持続的成功のための指針を提供
内容: 組織の全体的なパフォーマンス向上を目指し、品質管理を超えた持続的成功のための広範な視点を提供
ISO 19011:2011(JIS Q 19011:2011)
目的: マネジメントシステムの監査に関する指針を提供
内容: 品質管理システムおよび環境管理システムの監査プロセスに関するガイドライン。監査の計画、実施、報告、およびフォローアップの手法を規定
補遺
実際に読んでみても、箇条書きの羅列で、また、理念であるため、暗記をすればよいというものではないという印象がある。
ISO9000シリーズが品質マネジメントシステムであることを把握しておいたらなんとかならないだろうか?
――布川博士
参考
ソフトウェア開発技術者平成20年春期 午前問78
ISO 9000ファミリー規格 支援文書
ITパスポート試験ドットコム
東京都中小企業振興公社 第1章 ISO 9000 規格の解説
ISOコム株式会社 ISO9001の取得方法