rand()
Wordで=rand()
を打ち込んでEnterを押すと……。
日本語のWordの説明文が表示されます。
これは、いわゆるダミーテキストです。
レイアウトなどを確認するときに、長い文章を気軽に出すことができるんですね!
ちなみに引数で、段落数を指定できます。
lorem()
同じように、=lorem()
と打ち込んでエンターを押すと……。
Lorem ipsumが表示されます。ラテン語のダミーテキストです。
古代ローマの哲学者キケロの著作からということです。
日本の古典みたいな感じなのかもしれない。
Excelならいざ知らず、Wordで関数を使ったことがなかったのでこういう関数を使えることを知って驚きました。
これらは、Wordの隠し機能のようですね。
いろいろなフォントのダミーテキスト
私にとってはダミーテキストでぱっと浮かぶのが「あのイーハトーヴォの~」であります。
あのイーハトーヴォのすきとおった風、夏でも底に冷たさをもつ青いそら、うつくしい森で飾られたモリーオ市、郊外のぎらぎらひかる草の波。
Undertaleの非日本語訳で、演出として使われていたので脳に焼き付いたんですが、Macでフォントを追加する時に表示されるそうです。
フォントから、パソコンに入っているフォントを眺めることができます。
どういう文章でサンプルを表示しているのかにもフォントの個性が出ますね。
「大きくなったら、僕はペンギンを飼いたい」など、意味ありげな文字列には、何か元ネタがあるのだろうか?
独自のもののようで、古典などからの引用ではないようです。フォントを作ったら自分で決められるのかな。
風景、動物ネタが多い。
余談:メタ構文変数
プログラマーはよく意味のない文字列として、abcd
とかhogehoge(日本)
とかを説明に使いますが、これにも名前があります。メタ構文変数というそうです。
参考
こちらの記事がべらぼうに面白いです。