No music No life
こんにちは。
さいきん、弊社では働いているときにヘッドフォンで音楽を聴くことが認められるようになりました。
なんでそうなったかというとなんか……社内の満足度をアゲるぞというアンケートツールが導入されて、それで誰かがお願いしたら上の人が「いいよいいよ」といったようです。
もともとねー、ハード開発もやっているのでそっちではラジオが流れていたんですが、エンジニアにも認められるようになったわけ、なんですね。
いいんだ……。
まあ、テレワークの時とか、聞いてるしなー。
今までも自席で講義を受講することはあったのですが、まさか息抜きのためにこれをしていいとは、驚きです。
音楽が良ければポッドキャストもよかろうと思ってこちらの記事を参考にいくつか聞いてみました。
もともと知っていたゆるコンピューター科学ラジオのほか、momit.fmが非常におもろかった。
おすすめエピソード「これからエンジニアを目指す人の勉強法とAIとの向き合い方 w/ゲストnaoさん」を聞いてみたのですが、この転職エピソード、ラジオ内でも語られているんですが紹介されている女性がシゴデキで自分のキャリアを見据えてストイックにストイックに努力されるような方で「あ、ハイ、すみませんでした……」となりました。なにやっても着実に堅実に努力のできる人種っているよな……。
ほか、子供がダウンした時のいろいろな連絡やらを自動化しようとしていてものすごいよかった。エンジニアだな……。
テック系以外だとSpotifiyで英語のリスニングかけながし、なんてのもあって、ポッドキャストには可能性を感じています。
楽をしたいから。なるべく寝そべって知識だけ得たいから。怠惰がゆえに。
そんな時出てきたNotebookLMの日本語のポッドキャストを作る機能である
NotebookLMでポッドキャストが生成できるというではありませんか。
もともとインプットはテキスト派でね? なーんていいたいところですが最近これが読んでないんだなあ、論文を。
同僚が英語版を紹介していたときは英語が堪能ではないので「あら~すげえや~」と思っていたのですが日本語対応してみてから、威力に打ちのめされる。音声にところどころAIだなというイントネーションの違和感は残るものの、しゃべりがものすごく自然だし、私よりうまい。
試しに、参照で会社のHPを入れてみたら「言ってしまえば物を作るというのは、ただ実装するだけではなく、価値を創出する仕事ということなんですね」みたいな「言ってそ~~~!」というセリフをずらっずら、ずらずらよどみなく話します。内容はコンテキストに押しつぶされてそうというか、教えてやんなきゃ深くはないな、と思ったのですが。
無料で5件くらいつくったら一日の上限に引っかかってしまったんですが、無料なのがすごい。もっとヘヴィーに使い倒す人は課金されることでしょう。イエス。
Xでは、「概況を把握してURLを突っ込んでキャッチアップする」というような意識の高い使い方を提案されてました。んなバカな~と思いつつも実際やってみたら思った以上にいい感じ。入れてポチ、でした。
同僚が「良い講演を聞いてきたよ。社内共有していいよ~」とくれたPDFを入れてみました。
学習データとしては使われないようなので、大丈夫。のはず。とはいえ社外秘を含む内容は入れてはいけないですが。
カスタマイズを何度やっても英語になってしまいましたが、歯車からOutputLanguageを変えましょう。
まとめ
英語で「パーセプトロン」と言われた時の絶望と、日本語で「いわゆるパーセプトロン」と言われた時の、絶望感、違う。
意味不明なほどに難しすぎる話が日本語として聞き流せるくらいになってものすごく感動しました。
これであれでしょ??? 分かった気になったらぜんぜんそうではなくて泣くことになるんでしょ???
たぶん、これでキャッチアップするわけにはいかないんですが、輪郭をつかむのにはよさそうだし、最近怠っていたので0よりは1でいいよね??
あと、対話形式で日本語だというところに安心感はあります。
今まで、情報にものすごく敏感な同僚がいるので、それにあやかろうとおもって、紹介された論文をChatGPTにコピペしてたりしてがんばってかじりついていたんですが、怠り気味でした。
これならかなり良い感じにいい。0よりはいい。ゆるーっと勉強していきたいもんですね。
NotebookLMを知らない人をびっくりさせるのに、ぴったり
ほんとに資料を入れてボタンぽちーっという炊飯器みたいな感じでできるんですが、台本をいじる必要がないのにかなりビビりました。よく読むと不正確でおおざっぱでサイアクみたいなところがあるんだと思います。AIだもの。
ものすごい変な角度から「こういうことできたん???」と思った稀有な体験でした。
このことを知らない経営層に紹介したり、朝礼ネタに使ったら手間の割に苦労しているように見えるかもしれません。今なら。今なら。今ならね。