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どうも。
ぬのがわシーランド公爵(僭称中)です。

Slack…お前、いつの間に…

会社にいつの間にかSlackが導入されていました。

体感としては、Slackを導入してみたら業務効率があがったというより、試用していくにつれ、ないと困るツールになっていて、そのまま定着したな、という感じです。

Slackとは

Slack は、人々をそれぞれが必要とする情報につなげる、ビジネス用のメッセージングアプリです。Slack を使うことで、メンバーが 1 つの場所に集まり、チームが一体となって働くことができ、組織のコミュニケーションの方法が変わります。

Slackは、グループウェアと呼ばれるものです。

もともとサークル活動みたいな感じのところで個人的にSlackをさわっていたので、なじみはありました。

会社でも上から「導入してみたらどうだろう」、という話が出たので、「じゃあやります」と手を挙げてワークスペースを立てました。

いつのまにか各部門ごとに勝手にSlackのワークスペースができて、ある程度有用性が分かったところで、正式なワークスペースができて統合されました。
そしていつの間にか会社のほうで課金までしてくれるようになりました。
(無料だと、機能の制限があるほか、ログが辿れなくなります)。

ちょうどコロナ禍でリモートワークをやらざるをえなくなってきた時期で、そういう時期だったのだと思います。

再現性がまるでないですね。

なんか便利ツールの導入ってこんな感じじゃない???

Slackは下っ端有利

これはいち公爵である俺の持論ですが、Slackは組織の下っ端に有利です。
(あと、文章でコミュニケーションをとるほうが得意な人間)。

おろおろして会議で発言できない人間でもタイミングをうかがう必要がない。メールや電話ほど堅苦しくない。リモートワークもしやすくなる。指示を聞き返さなくても済む。

もしかすると、偉い人への、リアクションの絵文字一つにも気を使わなきゃいけなかったりとかするのかもだけど、俺の経験的にはいろいろひっくるめてSlackはかなりいい。

やってよかったこと

書式の確認アナウンス

  • 「お疲れ様です。〇〇です」という名乗りはいらない
  • メンションに敬称はいらない
  • 名前表記の統一

下っ端のほうだと気を使うので、上から言ってもらえると助かりました。
また、1回定着すると変えづらいところでありそうです。最初からオミットしておくと楽ができそうです。

名前の表記もローマ字やら漢字やらで統一しておくときれいです。

アイコンは自分の写真にすると顔を覚えやすくてベンリで、お取引先様の中にはそういう文化があるようなのですが、俺たちはとてもシャイなので(たぶん)あんまりそうしていません。

あってよかった絵文字

  • 「ありがとうございます」「すみません」系

リアクション用です。
スペースの都合上、4文字くらいが読みやすいのですが、ラフなやつ(おつかれ)はやっぱり気が引けて先輩には押せません。読みづらくてもこっちのほうが使われています。
そういう文化なのかもしれない。

  • 「直接話した」

こちらのポストを参考にして導入しました。
体感としては、かなり良いです。
先輩ー後輩がずっと質問&回答してて、最後にばったり会話が途切れたあとに「先輩、気が付かなかったかな?」みたいな気をもまずに済みます。

  • 誤字をやんわり指摘する絵文字(誤字です🕔)

image.png

言いづらい指摘がスタンプひとつでいけます。

  • ほかくだらないダジャレもいくらかあります(よろピクみたいなやつ)

ちょっと雑然としていますが、まあこういう感じもあるとやりやすいんじゃないでしょうか。
会社はそれでもまじめですがサークルのほうはゲーミング絵文字が乱舞してます。

Timesを作った

いわゆる分報と呼ばれるものです。

シャイまたは会社でとくに自己開示しないタイプの人が多いのでやってる人とやらない人で二極化している感じです。

更新頻度は人によります。

意外とうれしい

  • 言った言わないがなくなった
  • 心なしか言動がやさしくなった

これはサークルのほうの話ですが、言葉遣いがキツめの先輩がなぜかSlackだと毒が抜ける現象が起こりました。
(ちょっとフォローしておくと、3倍くらい働き者で、自分がしなくてもいい世話もしてる感じの人です)。
なんか、口頭だと「あの文章はまだ提出されていないんですね(=早急に文章を提出してください、の意味)」という言動をする方なのですが、Slackだと「早めにください👍」になって、端的でおっかなくなくなりました。

逆に、文面だけだとかなり堅苦しく圧が増す人もいますが、個人的にはSlackのほうが安心感があります。

完全リモート状態のときはSlackに頼らざるを得ないので、電話やメールよりも一つ手軽な手段が増えたのはかなりアドでした。

ちょっと難しいところ

  • あまりSlackにコミットしていない人がいる

通知にすぐ気が付く人とそうでもない人がいます。
これはSlackというか、グループウェア自体に好き嫌いがあるようなので、そうでもない人に促してったら解決するわけではなさそうな予感がしています。
対面のコミュニケーションもまた大事ってことっぽいですね。

そういう人でも、資料や資料のURLだけ投げて直接席に行って「すみません、さっきSlackで投げたんですけど~」って言うと、みてはもらえるので有用です。プリンターで資料を印刷したり、メールで資料を添付して送ってみてもらうよりもお手軽です。

  • ハドルミーティングが、なぜか流行らない

すごくベンリだと思うのですが、ハドルミーティングは全く全く全くはやりません。
ベンリだと言っている人同士でも、気合い入れてこの日のこの時間にって決めないと発生しません。
どうしてなんだ?
シャイだからか?

心配してたけど意外と起こらなかったこと

  • パワハラ、セクハラ、相応しくない言動

うっかりいやなところが見えちゃう感じがあるかもしれないなー、と思ったのですが驚くほどありませんでした。俺たちはシャイだ。シャイで無口だったな。

年齢層が上に偏ってるからなのか、なんか、びっくりするほどコンプライアンス違反はなんもないですね。
下のほうの子はあまり書き込まないのと、わざわざSlackでおちゃらけたりはしないようです。

  • 業務時間外の労働

増えるだろうな、と覚悟していたんですが、する人はもともと残ってる人だし。しない人はしないで閉じても別にだしで変わりませんでした。
(お取引先様から質問されたら気を使って答えたりはしますが、まあ、そのくらいはいいかな、という範囲です。)

その他

個人的な経験則ですが、もし所属する組織で、Slackへの参加が任意だった場合、参加しておいたほうがいいです。
(過疎ってなければ)メールでは追い付かない大事な情報がリアルタイムでバンバン飛び交ってることが多い。

「飲み会に顔を出したほうがいい」という言説と同じくらいSlackも見ておいたほうがいい。発言しないとしてもいたほうがいい。俺は飲み会が苦手だがSlackには(発言しないまでも)いくことにしているのである。

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