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あいさつ

日本総合システム(NSS)で新卒から働き4年目になります。
タイトルにもある通り、新人研修で行っている1day講座のリーダーをさせてもらいました。
社内の小さいプロジェクトではありますが、初めてのリーダー経験だったこともあり、振り返りも含めて記事にすることにしました。(今回は講義の内容自体にはほぼ触れない予定です)

初めに - NSSの研修について

NSSでは研修に力を入れています。
研修期間は入社~配属まででも6カ月あり、エンジニアとして必要な知識をしっかりと身に着けられるようになっています。
kensyu.png

研修の中では、いくつか1day講座が組まれています。例としては以下のような講座があります。

  • オブジェクト指向(基礎/応用/発展)
  • ネットワーク
  • マルチスレッド
  • データベース
  • ソフトフェア開発

他にもまだまだ講座はありますが、様々なトピックについて2年目以降の社員が1日つかって講座を行います。
各々の講義についてチームを作り準備を進めていく中で、普段はプロジェクトが別であまり関わりのない方とも一緒になることも多く、新人研修の一環ではありますが社内交流としても良い取り組みなのではと思っています。

準備プロセスとリーダーとしての取り組み

基本的には以下の感じで準備を進めることが多いです。

どんなことを教えるのか、前年から何を改善するのか、といったところの打ち合わせが一番大事に思ったので、リーダーとしての取り組みはそこにフォーカスしてみました。

目指すチーム像

1day講座の講師側としての参加はメンバーとして2回あり、その際に感じていた課題がありました。

  • プロジェクトが異なる人同士でチームを組むことが多く、客先勤務の人やテレワークメインの人との兼ね合いでどうしてもweb打ち合わせが多くなる
  • セクションを分けて資料を準備することが多く、資料の内容は作成者に依存しがち
  • 2年目の人の意見(最近研修を受けた感想)をたくさん聞きたいものの、気が引けたりで意見言いにくい時がありそう

また、個人的にですが目指したいチーム像もありました。

  • メンバー全員が当事者意識がある。(発言を積極的にする、自主的に動ける)
  • チームとしての成果物を作れる、チームとしての成果物と思える(あるセクションの資料について担当は○○さんだから私は知らないです。。。とはならない)

このあたりの課題を解消や目標を意識してチームビルディングに取り組んでみました。

リーダーとして実践した3つの取り組み

取り組み① 飲み会

プロジェクトが異なる人同士でチームを組むことが多く、客先勤務の人やテレワークメインの人との兼ね合いでどうしてもweb打ち合わせが多くなる

web打ち合わせがメインになってしまうと同じチームになっても実際にあったことはない、ほぼ話したことがない、ということがありそうでした。

よく知らない人同士の打ち合わせではどうしても発言しにくいところも出てくると思います。
ということで、チームが決まった早い時期で飲み会を行いました。

普段会うことが少ないメンバーでの飲み会でしたので最初は多少緊張したものの、いい交流になったのかなと思います。結果としてはお互いのことをしれて、web上でのやり取りもやりやすかったです。

(私の体感ですが、NSSは飲み会がほぼなく、久々だったのも良かったのかもしれません。お金は会社で負担してくれました。)

取り組み② メンバーが主役、リーダーは雑用

  • 2年目の人の意見(最近研修を受けた感想)をたくさん聞きたいものの、気が引けたりで意見言いにくい時がありそう
  • メンバー全員が当事者意識がある。(発言を積極的にする、自主的に動ける)

このあたりを意識してのことでした。
議事録を取ってもらうことに集中して発言できないみたいなことを避けたいというのが主な意図です。
メンバーが作業に集中できるようにできるだけ雑用は拾おうといった感じです。

皆さん打ち合わせではいろいろ意見を出してもらえていたのである程度効果はあったのかなと思います。ただ、最近はこの辺りはAIがうまいことやってくれるところもあり(Teamsでの会議の要約など)、今後もいろいろ試せるといいのかなと思います。

取り組み③ 事前記入シートで意見を可視化

  • セクションを分けて資料を準備することが多く、資料の内容は作成者に依存しがち
  • チームとしての成果物を作れる、チームとしての成果物と思える(あるセクションの資料について担当は○○さんだから私は知らないです。。。とはならない)

打ち合わせの議題について、事前に意見を記入してもらうエクセルシートを用意し記入してもらってから打ち合わせを行いました。

打ち合わせの回数が限られており、スムーズに進めるためという点もありましたが、全員で納得するものを作るために皆の意見が見れるようにしたいということがメインでした。

話を振る切っ掛けにもなり、意見はあるけど発言できなかった、とうことはある程度防げたように思います。

成果と反省点

良かったところ

  • (取り組みのおかげかはわからないが)打ち合わせでは意見が活発に出てきて、全員で納得した資料を作成することができた

  • 講義についても講師側も手ごたえがあり、受講者からのフィードバックも悪くなかった

  • 1day講座としてはうまくいった(もちろんメンバーの方々が積極的に参加してくれたからということはあり、ありがたかったです。)

(フィードバックもらったり、チームでの振り返りも行うなど、次に生かす姿勢がしっかりあるのがNSSの良いところだとも思います)

悪かったところ

  • 議題について事前に記入してもらったりで準備が大変
  • 全員で納得するものを作成しようとすると思ったより時間がかかった
  • 上記のようなことがあり、スケジュール最後の方はかなりバタバタした

スケジュールの見積もりと、時間と品質のバランスの判断が難しかったです。
この辺りは最初の課題と目標に掲げられていなかったので次回リーダーをやらせてもらうことがあれば意識していきたいと感じました。

私がメンバーの時はリーダーの方がこのあたりのことに気を配ってくれていたんだなあという気づきにもなり、良い経験だったかなと思います。

まとめ

1day講座でリーダーをやってみた経験を書いてみました。

良い講座にすることはできたと思うものの課題も見え良い経験でした。

読んでくださった方で、自分はこんなことを意識しているよ、ということがあれば是非コメントいただきたいです!

お読みいただきありがとうございました。

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