前書き
朝の通勤電車で座りたい!
座れるとちょっと得した気分になる。
皆さんそんな思いはございませんか?
リモートワーク主体で在宅勤務が多くなっている昨今、たまの通勤だからこそ、電車での体力消耗は最低限に抑えたいですよね。
電車で座るための提案書
2024年3月、みずほリサーチ&テクノロジーズさんが山手線トレインジャック広告を展開しました。
「電車の中で座りたい」
という身近な欲求に対して、
- 電車が混雑する背景分析
- 乗客へのアンケート調査
- 上記をもとにしたアクションプラン
という、「問題解決プロセスのための提案書」形式で広告を掲出していました。
電車の中で座るための戦略とアクションプラン
郊外から都内への通勤ではどうしたら…
提案書は首都圏、特に山手線メインとした内容です。
それでも75%もの人が「できれば座りたい」と回答しています。
郊外から都内へ通勤している方であればより多くの方が「座りたい」と思うのではないでしょうか。
この記事では、郊外から都内に向かう電車で、私が実践し70%くらいの確率で座れていた戦略を紹介します。
調査と実践
基本方針
多くの人が降車する駅の便利な車両・ドアを調査
乗車する電車の調査
乗客の様子を調査
実践時の注意
基本方針
決まった時間に出勤するため、日々同じ時間の電車に乗る人は多いです。
その中で、自分の目的地の前に降りる人を見つけ出し、その人の前の立ち位置を確保することを目指します。
多くの人が降車する駅の便利な車両・ドアを調査
郊外から都心へ向かう電車だと、ほとんどの駅で乗り込む人>降りる人となりますが、
別路線への乗り換えができる駅は降りる人が多く、座れる確率が高くなります。
乗換駅など、多くの人が降りる駅で便利な車両・ドアを確認しましょう。
乗車する電車の調査
ピーク時間帯を外せれば座れる確率は上がります。
時間をずらせない場合でも、快速などの利便性の高いものvs普通電車の混雑具合も考慮します。
メイン候補と前後2本ずつ、5本程度の候補を決めて、実際に乗ってみましょう。
この時、列の2-3番目くらいに並ぶにはどのくらいの時間までに駅に着く必要があるかもチェックしておくとよいでしょう。
乗客の様子を調査
よく見かける人で、途中駅で降りる人・降りない人をチェックします。
なるべく決まった電車に乗っている人を覚えておくと、自分の乗る電車を決める判断基準にもなります。
見分けやすく覚えやすいのは以下のような人たちです。
- 学生
制服で見分けられるようになる
別の時間帯の電車にも対応できる可能性がある
ただし、学生だけに頼りすぎると長期休暇期間・テスト期間に対応できない
人の入れ替わりはあっても長期的な運用が期待できる - 通勤客(座っている人)
安定した運用が可能
服装や持ち物ではなく、顔を覚えておく必要がある
たまに乗っていない日があるとちょっと心配になる - 通勤客(乗り込んでくる人)
同じタイミングで乗り込む人やあとから乗り込んで来る人
「あの人、いつも同じような位置に立って、気付いたら座ってるな」と思ったら近くに座っている人をチェック
ここまでで降車する人の傾向をつかんだら実践あるのみです!
実践時の注意
- 決まった時間の電車に乗れるようにする
事前調査を活かせるように、なるべく決まった時間帯の電車に乗れるように頑張りましょう - ホームで並ぶ際は2番目くらいまで
前に人が多いと、自分の導線がイメージしにくくなります - ホームに入ってくる電車の窓から車内の様子をチェック
目当ての人が乗っているか、そこまでの導線確認 - 他の乗客の迷惑になる行動はとらない
降りてくる人優先!人を押しのけないetc...
最後に
みずほR&Tの調査では電車で座りたいと考える人は75%にのぼるそうです。
競争率の高い争奪戦ですが、戦略を立てて効果的に機会をモノにしていきたいですね!
ただし、座りたい!の一心で他の乗客に迷惑をかけないように注意しましょう。
また、自分が座れているときでも立っていることがしんどそうな方がいる際には席を譲りましょう。
マナーを守って快適な通勤生活を!