#はじめに
初投稿。
ue4c++に関してはリファレンスがまだ不十分であるため、自分用の資料として記事を書いていこうと思う。
最初ということでue4c++の始め方についてまとめる。ue4の使い方やVisualStudioのインストールはさすがにわかるだろう。割愛する。
#プロジェクトの作成
とりあえず適当にプロジェクトのテンプレートを選択する。
その後**[プロジェクト設定]の左上
[ブループリントプロジェクトかC++プロジェクトか選択]
でドロップダウンから[C++]**を選択する。
(ここブループリントプロジェクトだとC++がうまく機能しないことがある。詳しいことは知らん)
残りの設定項目は好きに設定すればよい。
次にプロジェクトの保存場所を選択する。
デフォルトのままでもよいが、ue4のプロジェクトはかなり容量が大きくなるのでCドライブは避けたほうが良い。(Cドライブはなにかと容量が足りない)
保存場所を決めたらプロジェクト名を付けて**[プロジェクト作成]**を押してプロジェクトを作成する。
ここでプロジェクトが作成できない場合は、VisualStudioのバージョンが古すぎることが原因としてある。アップデートしよう。
#VisualStudioの設定
####1.ソリューションファイルを開く
プロジェクト作成が成功すれば見慣れた画面が見えるだろう。
おそらくこの時点でVisualStudioも自動で起動しているはずだ。
開いていない場合は、
ue4エディタ画面右上の**[ファイル]→[VisualStudioを開く]か、
エクスプローラーからプロジェクトのフォルダにいき、
プロジェクト名.slnを開けばよい。
####2.プロジェクトのソースコードの確認
プロジェクトのソースコードは[Games] / [プロジェクト名] / [Source] / [プロジェクト名]** にある。
####3.構成の確認
**[Development Editor]**のWin64を選択。
####4.出力ウィンドウの文字化けを直す
新しいバージョンのVisualStudioだとMSBuildのMakeファイルがUTF-8指定されており、ue4との文字コードが合わないため文字化けが起きる。
下記を参照しながら解決してほしい
VS2019でUE4のビルド時に日本語出力が文字化けする
簡単にまとめると
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2019\ $(Edition)\MSBuild\Microsoft\VC\v160
にある
[Microsoft.MakeFile.targets]の[Build/Rebuild]欄のchcp命令とUFT-8 Encodingを消せばよい。
これを行う前に必ずバックアップを取ろう。また、Microsoft.MakeFile.targetsは元の位置にあると上書きできないので、一旦別の場所に移動させてから編集し、元の場所に戻す必要がある。
修正ができたら出力ウィンドウの文字化けは治っているはずだ。
(まぁこの段階では確認しようがないと思うが)
以上でVisualStudioの設定は完了。
(一応ue4用のビルドツールなるものがあるらしいがまぁ後でやろうと思う)
#おわり
とりあえずここまでやればc++でue4のコードを書いていくことが出来る。
次回はC++クラスの作成について書く予定。
気が向いたら更新する。