2019年にもなって未だに非同期I/Oを使わずPHP、Python、Ruby等でProcessを浪費しているサービスが増える理由とは!
釣り記事ですね。以下、問題点を上げる。
学習コストという概念が抜け落ちてる
人は新しいことを覚えようとするのにそれなりの労力や金銭が必要なもので、これを「学習コスト」と言う訳なんだけれども、この記事にはそこへの言及が全くないことから、筆者には学習コストの概念が全く抜け落ちていることが分かる。
いくらパフォーマンス的に優秀なやり方があっても、それを使うためのコストがそれに引き合わないんでは「じゃあ使わない」という結論を出す方が人として当然だし賢い。
別に趣味でやるんなら勝手にすればいいけれども、使おうとしない人を
新しい言語、フレームワークを覚えたくない人
特定言語にこだわる人
非同期対応の言語を覚えられない人
などと言って馬鹿扱いするのは単純に間違っていて、そんなことを言う方が馬鹿だとしか言いようがない。
このあたりの記述はさっさと取り消し線を入れておいたほうがいい。
そもそもパフォーマンスを必要とされるかどうか
パフォーマンスに関しては個々の案件で判断されるもので、開発速度やらメンテナンスコストが重視されるなら旧来からの使い古されたシステムを使うほうがいいし、膨大なアクセス数が見込まれるならパフォーマンスの出るシステム(非同期I/Oだけじゃなくて最新ハードウェアを導入する等色々)を使わないといけないだろう。
そうした検討の上でその結果非同期I/Oを使われなかったということは「そこまでのパフォーマンスが必要とされなかったから」だったり「パフォーマンスがコストと見合わないと判断されたから」というだけの話になる。
筆者のプログラマーとしての資質への疑問
記事内容から、この記事の筆者はプログラマーとしての徳に欠けると判断する。
ここで言う「徳」とは「プログラマー三大美徳」のことで、
- 怠惰
- 短気
- 傲慢
この3つのうち今回は特に「怠惰」の徳に欠けている。
これは学習コストを無視していることから分かることで、言ってしまえば「努力教」の人であり、プロジェクトで一番ボトルネックになるタイプ。
要するに、プログラマーに向いてないので転職したほうがいいのでは? と思う。