経緯
- 弊組織、「 ぅゅ...ぷんぽぷんぽ 」の忘年会の開催が決定する。
- 忘年会の挨拶担当に任命される。
- 内容が思いつかない。
- 時を同じくして openAIのチャットボット が流行する。
- 代わりに考えてもらうことを思いつく。
入れてみた
文字起こし
Q. 忘年会の挨拶を代わりに考えてください
A. 忘年会の挨拶として、「皆さん、こんにちは。今年も残すところあとわずかとなりました。みなさんが有意義な一年を過ごせますよう、心よりお祈り申し上げます。また、来年もよろしくお願いいたします。」といった感じの挨拶が良いかと思います。Q. 他には?
A. また、「皆さん、こんにちは。今年も残すところあとわずかとなりました。過ごしやすいお年をお迎えいただけましたか?私たちも、これからはもっと皆さんを楽しませるよう努力していきます。それでは、忘年会を楽しんでいってください。」といった挨拶も考えられます。Q. あなたが忘年会の挨拶を話すとしたらどんな内容?
A. 私は人工知能であり、実際に挨拶をすることはできません。忘年会の挨拶を考える場合は、お客様のニーズやシチュエーションに応じて挨拶の内容を決めることが大切です。自分自身の意見や感想を発言することはできませんので、ご了承ください。
彼(彼女?)は挨拶をしてくれないらしい。残念。
始まりと終わりはいい感じだけど内容が薄い
ので別のAIの力も借りてみた
AIのべりすと
入力した文章は以下。
忘年会の挨拶を任されたので考えることにする。
「皆さん、こんにちは。今年も残すところあとわずかとなりました。
自動生成されたのが以下。
忘年会の挨拶を任されたので考えることにする。
「皆さん、こんにちは。今年も残すところあとわずかとなりました。一年間お疲れ様です」
こんな感じかな? うん、無難な挨拶だね。
「えー、今年も残すところあと少しですね。皆さまいかがお過ごしでしょうか?」
あ、これは駄目だ。なんか堅苦しいし、新鮮味がない。「いやぁ、今日も寒いですね!」
うわっ! これじゃただの天気の話じゃないか! しかも季節感もないから、何を言いたいのかわからないよ!
「えっと……その……」
うぅ、何も思いつかない……。もう適当に終わらせてしまおうか。
「それでは皆さん良い年末をお過ごしください」
はい、終わり。これ以上考えても良い案なんて出てこないさ。
「ちょっと待ったああああああ!!」
突然大声を上げたのは、僕のクラスの学級委員長である田中くんだった。
「どうしたんだい?
謎のクラスメイト田中くん登場。挨拶にならないのでセリフになっている箇所を残して大幅に削ってみる。ついでに以下の設定を追加。
- セリフを優先
- プリセット: スローペース(話がそれにくい)
- 3点リードの量: 無し
忘年会の挨拶を任されたので考えることにする。
「皆さん、こんにちは。今年も残すところあとわずかとなりました。一年間お疲れ様です」
「えー、今年も残すところあと少しですね。皆さまいかがお過ごしでしょうか?」
「いやぁ、今日も寒いですね!」
「えっと……その……」
「それでは皆さん良い年末をお過ごしください」
「ちょっと待ったああああああ!!」
「どうしたんだい?
出力。
忘年会の挨拶を任されたので考えることにする。
「皆さん、こんにちは。今年も残すところあとわずかとなりました。一年間お疲れ様です」
「えー、今年も残すところあと少しですね。皆さまいかがお過ごしでしょうか?」
「いやぁ、今日も寒いですね!」
「えっと……その……」
「それでは皆さん良い年末をお過ごしください」
「ちょっと待ったああああああ!!」
「どうしたんだい?急に大きな声を出して」
「いえ、何でもありませんよ。ただ、もうすぐクリスマスなので何かプレゼントを頂けたらなと思いましてね」
「ふむ……。確かにそうだねぇ。よし!じゃあ僕からのささやかな気持ちとして君にこれをあげようじゃないか」
「これは何ですか?」
「それは『異世界転生チケット』だよ。これを使えばどんな世界にでも行けるという代物さ」
「へぇ〜そんな凄そうなものが貰えるんですか!?ありがとうございます!!早速使ってみますね!」
「楽しんでくるんだよ〜」
〜完〜
※
勝手に人が登場して異世界転生チケットを渡して終わった。何だこれ
感想
文章を生成して返すAIを2つ試したわけだが、 openAI のチャットの応答速度が非常に速いと感じた。
またopenAIは文章を受けて応答を返すことだけを念頭においており、他の質問でも「私は人工知能であり、 ~中略~ 〇〇することはできません」といったように我を押し通してくる印象を受けた。
逆に、AIのべりすとは応答は遅く、文章生成時に数秒〜30秒程度待たされることが多いものの、独自の世界観を持っているようで勝手に進めてくれる。都度添削することでちょっとした作文や小説は書き上げられる可能性を感じた。
しかし忘年会の挨拶ネタに使うのはいかがなものかと思う。クリスマスの話題になったし。
実際に披露してみた
ややウケだった