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自宅の回線速度を継続的に計測する方法

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自宅の回線速度が遅く、APEXをまともにプレイできていません。

最近ではとうとう東京サーバへの接続を回線速度が遅すぎるため拒否されてしまいます。
(PS4、PC両方で同じ現象のためネット回線が原因のはず。もちろんチートBANなどはされてません。)

おそらく深夜以降は回線速度に強制的な制限がかかっていそうなので調べたい。

だけど毎回計測サイトをぽちぽちしたくない。

ということで継続的に回線速度を計測する方法です。

Speedtest CLIを使用して回線速度を計測する

コマンドラインで回線速度を計測することができるツールです。

ありがたく使わせてもらいましょう。

Mac, Linux, Windows全てで動きます。

インストール方法については公式にありますので割愛させていただきます。

私の場合はMacなのでHomebrewから公式に書いてあるコマンドでインストールしました。

Speedtest CLIのオプションを調べる

ただ単にspeedtestと打つだけで自動的に回線速度を測ってくれるようなのですが、今回はきちんとデータとして持っていたかったのでオプションを調べます。

幸いなことに公式のmanが提供されています。

man speedtest

ここで使えそうなオプションを調べます。

こんな感じにカスタムしました。

speedtest --server-id=28910 -f csv --output-header >> result.csv

# --server-id=28910
# speedtest -Lで近くのサーバ一覧が出るため適当に選択。

# -f csv
# csvで吐き出してもらう

# --output-header
# 見出しをつける(ダウンロード速度など。手打ち実行の最初の一回のみ実行)

これで計測するたびにresult.csvに追記されていくコマンドになりました。

cronに定期的に実行させる

cronに10分おきに実行してもらうようにしこみます。

まずspeedtestコマンドがどこにあるか知りたいので、whichコマンドで探ります。

which speedtest

私のMacだと/usr/local/bin/speedtestにありました。
ターミナルで/usr/local/bin/speedtestと打つとspeedtestコマンドが実行されたため間違っていないことを確認。

crontab -e

viか何かが立ち上がるので、条件を入力。

*/10  * * * * /usr/local/bin/speedtest --server-id=28910 -f csv >> /Users/あなたのユーザ名/Desktop/result.csv

result.csvがあるディレクトリなどはお好みで変更してください。

続々と追加されてくる計測結果を眺める

tailコマンドのfオプションでログが追記されても継続的に観測することができます。

tail -f result.csv

ちなみにフィールドの情報は下記です。

"server name","server id","idle latency","idle jitter","packet loss","download","upload","download bytes","upload bytes","share url","download server count","download latency","download latency jitter","download latency low","download latency high","upload latency","upload latency jitter","upload latency low","upload latency high","idle latency low","idle latency high"

このままだと見にくいから加工してダウンロード速度だけ取り出したい。
と、いうのはまた今度記事にしたいと思います。

今回は自宅の回線速度を継続的に計測する方法を紹介いたしました。

こういうことを継続的にやるために超消費電力ミニPCやラズパイが欲しくなりますね〜!

参考サイト様
発見したときに、こんな面白そうな事はやるしかないと思いました。
ありがとうございます。

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