Azureファイル共有を作成しようと思った際、普段NFSを作らない/手順書通りにしか作ったことがない人(つまり私)のために備忘録を残します。
mount: /mnt/XXXXXXX: bad option;
for several filesystems (e.g. nfs, cifs)
you might need a /sbin/mount.<type> helper program.
Azureファイル共有でこういうエラーが出ている人向けです。
作業手順は下記にありますが、まず何が起こっているのか整理。
①mountコマンドのエラーであってAzureのエラーではなさそう。
②you might need ~のあたりから、何かが足りなそう。
③足りないもの(先に言うとSMBやCIFSクライアント)をインストールすれば解決するのでは?
という風に解決しました。
【作業手順】
1.Azure仮想マシン(検証用Debian/Ubuntu)を作成する。(ssh接続)
2.ストレージアカウントを作成する。
3.ストレージアカウントでAzureファイル共有を作成する。
4.ローカルのターミナルでAzure仮想マシンへ接続する。
5.下記のパッケージをインストールする。
sudo apt update
sudo apt install cifs-utils
6.Azureファイル共有から接続用のスクリプトを走らせる。
以上。
なぜ記事に残したかというと、AZ-104の対策本ではこのパッケージをインストールするところが抜けていたので、わからない人向けに需要がありそうだなと思ったからです。
最終的にファイル共有する際は、そのファイル共有で使われているプロトコルを扱えるクライアント/サーバーがいないといけないという理解になりました。