はじめに
Anacondaで標準インストールされているspyderが何となく使いにくいと個人的に感じた。また、なるべく言語ごとにエディタやIDEを変えたくないということで、VS Codeでpython実行環境をつくろうと思いました。
anacondaで作成した仮想環境を適用する手順の備忘録として本記事を作成します。
※ anacondaで仮想環境を作成するところは本記事から省きます。
基本的には、以下を参考にさせてもらいました。ありがとうございます。
Visual Studio CodeをPythonの開発環境として使ってみる
環境
- Windows10 Home 64bit
- Anaconda 4.4.0
- VS Code 1.18.1
本編
- ワークスペースの作成
適用したい仮想環境を用いるプロジェクトフォルダにワークスペースを作成する。 - setting.jsonを編集
f1を押して、ワークスペースの設定を開きます。
ワークスペースの設定の検索窓に以下の変数を打ち込むと出てきますので、"python.pythonPath"、"python.autoComplete.extraPaths"、"python.linting.pylintPath" にそれぞれ仮想環境のパスを指定します。(pylintは設定しなくてもいいかもしれません。)
"settings": {
"python.pythonPath": "C://Users\\hoge\\Anaconda3\\envs\\fuga\\python.exe",
"python.autoComplete.extraPaths": [
"C:/Users/hoge/Anaconda3/envs/fuga/Lib/site-packages"
],
"python.linting.pylintPath": "C:/Users/hoge/Anaconda3/envs/fuga/Scripts/pylint"
}
以上で、環境ができました。これで仮想環境ごとにVSCodeで実行ができるようになりました。
新たに別のワークスペースを作るときは、ワークスペースファイルに直接記述したほうが楽ですね。